【4】 市報ちょうふ 令和7年(2025年)7月5日 No.1794 ●きこえない・きこえにくいアスリートたちの世界大会 東京2025デフリンピックが調布にやってくる! 東京2025デフリンピック開催まであと133日  100周年を迎えるデフリンピックが日本で初めて開催され、市内ではデフバドミントンが京王アリーナTOKYO(武蔵野の森総合スポーツプラザ)で行われます。 期間/11月15日(土曜日)から26日(水曜日) 費用/無料 最新情報は、市ホームページ・東京2025デフリンピック大会情報サイト参照。調布市公式インスタグラム・調布市公式YouTubeチャンネルでは、デフリンピックPR動画も配信中! ◎もっと知りたい!デフリンピック  大会をより楽しむため、デフリンピックや聴覚障害、覚えておきたい手話などを毎月紹介します。 ◇「デフ」とは?どんな選手が出場する?  「デフ」は英語で「耳がきこえない」という意味です。デフリンピックはきこえない・きこえにくいアスリートを対象とした、国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催する国際総合スポーツ競技大会です。補聴器を外した状態で、55デシベルの音がきこえない(普通の声での会話がきこえない程度)選手が出場します。今大会も70カ国から80カ国3000人の選手の出場が見込まれています。 ◇開催頻度は?日本の成績は?  オリンピックと同じように4年に1度、開催されます。1924年にパリで行われた第1回大会に始まり、今年は100周年となる記念の大会です。  前回大会で日本は、過去最高30個のメダルを獲得しており、今大会もメダルラッシュが期待されます。 ◇デフリンピックの特徴は?  オリンピックとほぼ同じルールで、全21競技が行われます。音がきこえない選手のために、ランプや旗を使用するなど視覚による情報保障がなされていることが特徴です。  また、コミュニケーション手段として国際手話が使われます。 ◎手話を使ってみよう!(1) 「デフリンピック」 両手(りょうて)の親指(おやゆび)と人差(ひとさ)し指(ゆび)で輪(わ)を作(つく)り3本(ほん)の指(ゆび)を広(ひろ)げます。合(あ)わせた輪(わ)を、手(て)を返(かえ)してまた合(あ)わせます。 ◎デフプロNEWS手話言語プログラム  市内小・中学校で、デフアスリートや聴覚障害当事者が講師となり、手話通訳者の協力を得ながら、デフスポーツや聴覚障害、手話を楽しく学ぶ特別授業です。  6月13日に、市立布田小学校で、聴覚障害当事者2人と手話通訳者が登壇し、手話言語プログラムを実施しました。  講師2人の自己紹介・デフリンピックの紹介後、絵カードに書かれたものを身振り手振りで伝えるコミュニケーションを体験しました。子どもたちは表現を工夫しながら取り組み、正解すると盛り上がりました。  また、講師から紹介された日常生活で使う手話や身近なものを表す手話を覚えようと、子どもたちは真剣な様子でした。観戦時の応援に使えるように、サインエールも熱心に練習していました。 問い合わせ/大会・競技に関すること:スポーツ振興課電話042-481-7496 聴覚障害・手話に関すること:障害福祉課電話042-481-7135 ●東芝ブレイブルーパス東京・東京サントリーサンゴリアスがラグビーリーグワン2024-25シーズン終了を市長に報告 問い合わせ/スポーツ振興課電話042-481-7496  調布市をホストエリアとしているラグビーチーム、東芝ブレイブルーパス東京と東京サントリーサンゴリアスの皆さんが、6月12日に市長を訪問し、今シーズン終了の報告を行うとともに、日頃の応援に対する感謝や来シーズンに向けた意気込みを語っていただきました。市では今後も、両チームとの連携企画や情報発信などを実施していきます。 ◎両チームの戦績紹介 東芝ブレイブルーパス東京/今シーズンを1位で終え、プレーオフトーナメント進出。その勢いのままプレーオフトーナメントを制し、見事リーグ優勝を果たしました。 佐々木選手:簡単ではない試合ばかりでしたが、チームとしてまとまり勝つことができました。 眞野選手:来シーズンも優勝に向けて頑張ります。 東京サントリーサンゴリアス/今シーズンを6位で終え、プレーオフトーナメント進出。プレーオフトーナメントでは準々決勝で敗退し、6位でシーズンを終了しました。 垣永選手:今シーズンの悔しさを忘れず、来シーズンに向けて頑張ります。 ★講師や出演者の敬称を省略しています ★金額は税込です ★「全◯回」と表記している事業は全日程参加が原則です