市報ちょうふ 【1】 No.1794 令和7年(2025年)7月5日号 調布市は、令和7年4月1日に市制施行70周年を迎えました CONTENTS(主な内容) 東京2025デフリンピックが調布にやってくる!…4 定額減税補足給付金…5 子ども・若者向けチャット相談開始…6 子ども向け夏休みのイベント…10・11 平和祈念事業…15 ●筋肉部が突入!夏に向けて室内で涼しくトレーニング 総合体育館で体を鍛えませんか? ◎市役所筋肉部  しっかり働いた後、体力向上と美しい体作りのために筋トレに励む職員がいます。  おすすめのスポットを体を張って取材し、市報や市公式SNSで発信しています。 総合体育館の魅力は2面・3面へ続く ●手をつなぐ樹(466) あの時代だからこそ  いまだ「ミスターロス」から脱しきれない。  「うーん、どうでしょう」「ややもすると」「いわゆる一つの」など、甲高い声で延々と読点が続き、なかなか句点に辿り着かないどこか微笑ましい「長嶋語」。  ただ、没後に生前の姿を懐かしく拝見するとき、長嶋さんの語り口が誰に対しても極めて丁寧だったことに、今更ながらに感心させられる。笑顔を絶やさない穏やかな口調で、接する方すべてに安らぎを与えておられた。  私は長嶋さんのプロデビュー時を覚えている。小学校に入る前年だったが、あのフルスイングと華麗な守備、加えて俊足。ファーストを川上哲治さんが守り監督は水原茂さんだった。  長嶋さんが名選手だったことは言うまでもないが、彼が放った光の眩しさが他を圧するほどの輝きを放つのは、彼のプレーヤーとしての黄金期がちょうど日本の経済発展期に重なったことにも起因する。彼がプロ入りした戦後わずか10年余の昭和33年当時、国全体はまだ貧窮に喘いでいた。そこから高度経済成長に沸き立ち、昇り龍のごとく怒涛の快進撃を続けたわが国の明るさの象徴が長嶋さんだったと言えよう。長嶋さんの温かな人柄が私たちを包み込み、溌溂(はつらつ)としたプレーが国民の士気を鼓舞した。今後、あれほどの存在感を日本全体に与えうるヒーローが果して出現するだろうか。  私も多くの方と同様に心からのお礼を申し上げたい。「長い間、本当にご苦労様でした。有難うございました」。 調布市長 長友貴樹 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告)電話042-300-3131 市報の配布を中止したい、配布が必要ない場合は 上記の市報ちょうふ配布コールセンターへ 市報ちょうふは、市ホームページでもご覧いただけます 掲載情報は6月27日時点のものです