令和7年度第1回調布市男女共同参画推進センター運営委員会議事要旨 日 時 令和7年5月13日(火)午後6時30分から7時30分まで 場 所 市民プラザあくろす3階 ホール 出席者 (敬称略)8人     浅野委員,五十嵐委員,片岡委員,金子委員,神永委員,林委員,森下委員,山本委員 事務局 調布市生活文化スポーツ部多様性社会・男女共同参画推進課     市川,佐藤,伊藤,高松 傍聴者 なし 1 開会 2 議事 (1) 令和7年度上半期調布市男女共同参画推進センター事業予定について    資料2に基づき,事務局から説明。 A委員 信田さよ子氏の講演会,防災講座,シネサロンのズートピアなど多様性の観点を    踏まえつつ参加したいと思う企画を様々考えてもらいありがたい。 D委員 LGBTQの当事者で就労に困っている方もいる。LGBTQに就労を絡めた企画を実施す    る予定はあるか。 事務局 現時点では,LGBTQの企画に就労を落とし込む予定はないが,講師と相談してい    く。 C委員 例年,フォーラムの来場人数は,どのくらいか。 事務局 昨年度は,延べ1,700人程度である。 C委員 今回のフォーラムの参加者については,市民が対象か。 事務局 市民を想定しているが,幅広い方に来ていただきたい。 G委員 フォーラムのシネサロンについて,上映後,意見交換会を考えているとのことだ    が,ぜひ実施してほしい。来年度以降も,映画を上映する場合は,テーマを絞り,    みんなでワークをするとよい。 B委員 事業全体で多くの方が来場されていることが分かった。事業予定の中で,子育て    家庭としては,防災やズートピアが参加しやすいと感じた。防災の中でも子連れと    多様性などトピックを当てた形で書いてあり,限られた時間でも参加したいと思え    る記載になっている。その他,子どもの性教育は子育て世代が気にしているトピッ    クのため,参加したいと思える企画である。 F委員 企画が6月21日,22日に集中している理由はなにか。 事務局 6月20日から22日にかけて実施する男女共同参画推進フォーラムの中で実施する    ため。    昨年度は11月に実施したが,例年,男女共同参画週間にあわせて6月に実施してい    る。 F委員 6月に実施していることは概ね認知されているという認識でよいか。 事務局 市民の方に6月に当イベントがあることをさらに認知していただけるようになる    とよい。 G委員 来年度,フォーラムを6月に実施する場合は,パンフレットにこういう週間の中    でやっているなどの表記を入れたほうが良い。 E委員 ほっとサロンについて,昨年度実施できなかったものがあるので,今年度は参加    人数が増加するよう期待する。 (2) 女性活躍推進事業について    事務局から,資料3に基づき,説明。 A委員 女性活躍推進事業について,講座を実施する場合,講師の選定なども運営委員会    の役目なのか。それとも事務局で選定するのか。 事務局 講師の選定に関して,予算の都合もあるが,講師候補など提案していただけるの    であればお願いしたい。 委員長 適切な方がいたら事務局に知らせてもらいたい。 委員長 女性が働きやすい職場作りの中で,無意識に発している言葉がハラスメントに該    当するというようなことにならないよう,啓発につながるパンフレットを制作する    のはどうか。 F委員 働きやすい職場の事例ではなく,働きにくい職場の事例や困っていることの事例    を使い啓発するのはどうか。 A委員 働きにくいとはどういうことか,あるあるを言い合う場を設定するなどはフォー    ラムの中でもできるのではないか。男性に気付いてもらうことは大切である。過去    チェックリストを作ったことがあるが,やり方は難しい。パンフレットやチェック    リストを作成するなら,継続して取り組めるようにできると素晴らしい。 C委員 「えるぼし認定」,「くるみん認定」が増えていくことは素晴らしいと思う。な    かなか増えない現状があるが,増えない理由はあるか。 事務局 「えるぼし認定」の周知については,委員会での意見を踏まえ,様々な場面で行    った。    増えない理由は把握していないが,認定基準や事業規模など様々な事情が考えられ    る。     「えるぼし認定」を取得し,昨年度,東京都の女性活躍推進大賞特別賞を受賞し    た巴山建設に取材したところ,人材不足を解消する意味でも女性や若手を確保して    いく必要があり,企業の将来のために,女性の働きやすい職場を作っていくという    思いで様々な取組を行なっているとのことであった。女性の働きやすい職場が,様    々な人が働きやすい職場になっていくということも周知したい。 D委員 学生側も企業を選ぶ際は,「えるぼし認定」などの認定を受けている企業を選ぼ    うとしている。人手不足の企業が認定を取れるとよいが,実際には,「えるぼし認    定」を取れる状況にないのか。 事務局 詳しくは存じていない。しかし,受賞後同じ業界から視察のお願いなどが来てい    ると巴山建設にうかがったので,広がるとよい。 G委員 難しいと思うが,女性活躍推進事業については,産業部門や商工会などと,女性    活躍と採用などの人材確保の課題を持ち寄れる会議体などを立ち上げられるとよ    い。 事務局 同じあくろす内に産業部門である産業労働支援センターがあり,昨年度も女性セ    ミナーや人材確保の講座などで連携している。会議体という形でなくとも,今後も    協力していく。 F委員 採用と組み合わせることは,とても良いと思う。巴山建設に来てもらい,受賞し    た経緯などを話してもらいたい。実績のある企業から波及していくと良い。 委員長 人材不足に直面している採用担当が良い取組を知ることができれば,自分たちも    取り組もうという動きが出てくる。今回受賞した巴山建設について市は紹介をして    いるのか。 事務局 インタビューを行い,その内容をホームページに掲載している。 B委員 自分の世代の感覚だが,女性が活躍していると感じている。家庭を持ちつつ,就    業継続されている人が非常に多いと感じている。その就業継続している人が次のキ    ャリアである管理職や経営者といった先を見据えられるよう,スキルアップ支援や    意識改革が次のフェーズとして必要である。 C委員 「えるぼし認定」と「くるみん認定」の違いはあるのか。 事務局 どちらも厚生労働省の制度であり,「えるぼし認定」は女性の活躍推進の取組,    「くるみん認定」は子育てサポートの取組である。 C委員 「えるぼし認定」と「くるみん認定」を両方とるようなアプローチができればよ    いが,基準の難易度が違うのか。 A委員 「くるみん認定」は比較的申請しやすいが,「えるぼし認定」は,目標設定など    大変な面がある。 C委員 基準については,国が決めているのか。 事務局 国が決めている。 E委員 「えるぼし認定」について,事業者への周知を行っていることは分かったが,就    職活動している人にも周知できるとよい。 事務局 検討する。 ※ 協議した内容を基に,委員長と事務局で相談の上,事業案を作成し委員に共有することとし委員全員の了承を得た。 (3) 事務連絡    次期男女共同参画推進プランの策定のための意識調査を実施するにあたり,委員会を  年間で5回程度行う旨を事務局から説明。次回センター運営委員会は7月に実施する予  定。実施日時については,開催時間も含め調整を行うこととした。 3 閉会