市報ちょうふ 【1】 No.1790 令和7年(2025年)6月5日号 調布市は、令和7年4月1日に市制施行70周年を迎えました CONTENTS(主な内容) 第40回調布花火協賛募集…2 令和6年度下半期の財政状況…3 もっとたくさん本を読もう!調布で頑張る本屋さん…10 スポーツトピックス…12 ●調布市制施行70周年記念 第40回調布花火開催決定 40回の軌跡 あなたとともに 協賛募集 9月20日(土曜日) 開会式/午後6時から(予定) 打ち上げ/午後6時15分から7時15分(予定) 場所/多摩川周辺 (注)荒天中止 問い合わせ/調布市花火実行委員会電話042-481-7311 調布花火の協賛募集は2面をご覧ください ●手をつなぐ樹(464) 本来ならば  大の里あっぱれ。千秋楽に豊昇龍に敗れたとはいえ、綱とりの大きなプレッシャーの中で、あれだけ本来の地力を遺憾なく発揮して他を圧倒するのだから、今後の大横綱への成長が楽しみだ。  ただ、恒例の優勝パレードを観ていて、瞬間的にあれっと思った。なぜなら大の里の隣で旗手を務めたのが小結高安だったから。高安はまさに3月春場所の優勝決定戦における大の里の相手であり一瞬違和感を覚えたのだ。だが考えてみれば、たとえ土俵上で賜杯をかけて雌雄を決したとはいえ、生涯、不倶戴天の敵であるわけもなし、同じ二所ノ関一門(註1)の親しい先輩後輩の間柄と納得した。  それでとっさに少し古いことを思い出した。昔は、一門間の力士同士は本割(註2)では対戦しなかった。だから大の里-高安などの取組はあり得なかったはずだ。部屋別総当たり制度が大相撲に導入されたのは60年前の昭和40年だったとのこと。  その大きな制度改正のおかげで多くの新たな魅力ある取組が実現し、そのことにより一層の切磋琢磨の中で各力士の技量も高まり、それが手に汗握る熱戦の増加をもたらし相撲人気に拍車をかけたと言われている。  やはり、何事も開放的な制度のもとで自由に競い合う環境が確保されるからこそ、向上心に満ちた競争の中でさまざまな好循環が生まれてくるのだろう。  多国間の交易もそうあるべきと、何十年にもわたり各国が協調の上で努力を続けてきたのではなかったですか。トランプさん。 調布市長 長友貴樹 (註1)所属は、大の里が二所ノ関部屋。高安は二所ノ関一門の田子ノ浦部屋。(註2)発表された取組表に基づいて行われる正式な取組。優勝決定戦は本割以外の取組。 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告)電話042-300-3131 市報の配布を中止したい、配布が必要ない場合は 上記の市報ちょうふ配布コールセンターへ 市報ちょうふは、市ホームページでもご覧いただけます 掲載情報は5月28日時点のものです