【2】 市報ちょうふ 令和7年(2025年)5月20日 No.1789 ●高齢者だけじゃない!!若いあなたも詐欺に遭うかも! ◎知らない番号から一本の電話。犯人はこのような手口であなたを狙っています・・・。 一般人:はい、もしもし(警察から??なんだ??) 警察官?:警視庁捜査2課です。あなた名義の電話番号が犯罪に利用されています。これから詳細を説明します。トークアプリのビデオ通話を開いてください。 一般人:(警察とビデオ通話?) 警察官?:(ビデオ通話で)警察です。詐欺容疑であなたに逮捕状が出ています。あなたの口座を調査する必要があります。逮捕されたくなければ指定口座にお金を振り込んでください。 一般人:た、たいほ!!ど、どうしよう・・・誰にも相談できない 警察官?:(ビデオ通話で)捜査に協力できないなら逮捕します。 一般人:わかりました・・今すぐネットバンキングから振り込みます ◎ニセ警察官を見破るポイント 警察官は公務でトークアプリは使いません 警察官は警察手帳の画像を決して送りません 警察官は逮捕状や令状をスマホで示しません ◇警察署の電話番号でも、相手が本物の警察官とは限らない!  偽造番号を疑い、一旦切る!掛けなおす場合は、リダイヤルではなく、必ずインターネットなどで自分で調べた番号にかけましょう。 ◎詐欺対策の基本は非通知設定や「+」から始まる国際電話からの着信には出ない!  被害に遭わないためには、何より「犯人と話をしない」ことが一番効果的です。特に「+81」(日本の国コード)以外の「+」から始まる国際電話には注意し、基本的には出ないという姿勢を持つことが大切です。 ◇無償で国際電話を休止できるサービスがあります。警察に相談しよう! ◇国際電話を休止できるサービス 対象機器/固定電話、ひかり電話 利用休止の手続きなど詳細は警察庁ホームページ参照 申し込み/(1)国際電話不取扱受付センターフリーダイヤル0120-210-364、オペレーター案内:平日午前9時から午後5時、自動音声案内:365日24時間対応(2)調布警察署電話042-488-0110 ◎個人住宅向け防犯機器などの購入補助を予定  強盗や空き巣からの被害防止に有効な防犯機器等の購入もしくは購入及び設置に対する補助制度を開始します。詳細は市報6月20日号や市ホームページなどでお知らせします。 申請受付開始日/6月23日(月曜日)予定 補助額/1世帯当たり上限2万円(補助率2分の1(千円未満切り捨て)ポイント利用分は対象外) 補助対象機器/6月1日(日曜日)以降に購入もしくは購入及び設置した防犯機器等(防犯カメラ、カメラ付きインターフォン、防犯フィルム、面格子、人感センサー・センサーライト、防犯性能の高い錠や補助錠、サムターンカバー・ロックカバー、防犯砂利、センサーアラーム、ダミーカメラ) (注)申請には、購入品名や申請者などが明記された領収書が必要です ●特殊詐欺にご注意ください  市内では依然として還付金詐欺が多発しています。怪しいと思ったら、すぐ110番か調布警察署(電話042-488-0110)へ通報してください。  令和7年調布市内の特殊詐欺被害状況(4月末時点、暫定値) 被害件数/21件(前年同時期比6件増) 被害金額/約4174万円(前年同時期比約1636万円増)(総合防災安全課)