ともに生き ともに創る 彩りのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1767 令和6年(2024年)7月5日号 CONTENTS(主な内容) 夏休みは楽しいイベントがいっぱい…4・5 「お出かけ情報サービス」を使っておでかけしよう…6 平和祈念事業…15 調布花火2024 有料席チケット販売開始…16 市報7月5日号の掲載情報は6月27日時点のものです ●今年の夏は、子どもも大人も夢中になれることを見つけてみませんか  何かに夢中になっていると楽しい気持ちになりませんか?  市内には、子どもも大人も気軽に楽しく学べ、貴重な体験ができる魅力的なスポットがたくさんあります。  今回は、多摩川自然情報館をご紹介します。多摩川を中心とした市内の自然環境を紹介する環境学習施設です。新しく夢中になれることに出会えるかも。  夏休みにぜひ行ってみませんか。 ◎多摩川自然情報館では自然に触れて学べるイベントをたくさん開催しています。 問い合わせ/環境政策課電話042-481-7086 詳細は2・3面をご覧ください ●手をつなぐ樹(445) 広く高い空に  今年の関東地方の梅雨入りは、極めて遅かったが、私はこの時期、しっとりと露に濡れた紫陽花を眺めることがとても好きだ。そして、花の色のグラデーションに心なごみながら、その先にある空の青さと真っ白な入道雲とのコントラストが鮮やかな盛夏の訪れを心待ちにしている。  その雨期が終わり灼熱の太陽に舞台転換する瞬間は何とも劇的だ。そして、もくもくと発達する雲に何気なく見入るとき、一気にわが身が、えも言われぬ解放感に包まれる。  そういえば若いころたまに、四肢を思い切り伸ばして地面に仰向けに寝っ転がって空を見上げることがあった。そのとき無心に見上げ、「空は広いな。空は高いな」と、ひとりごちるとき、何か自然に心が癒されるように感じたものだ。あれはなぜだったのだろう。  人間誰しも、心の中にさまざまなわだかまりを抱えている。そして、ときに悩みが昂じると、不安感で押しつぶされそうにもなる。学業、仕事、恋愛。何事も常に順風満帆というわけにはいかない。  難題を瞬時に解決することは簡単でないし、困難に立ち向かうことを想像するだけで気が滅入ることも当然あると思う。たとえばそんなとき、心を空っぽにして大空や大海原を見つめてみてはどうだろう。そこに人知を超えた自然の包容力を感じとれば、少し気が楽になることもあり得ると思うのだが。 調布市長 長友貴樹 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■編集:広報課 〒182-8511調布市小島町2丁目35番地1 ■市ホームページ:https://www.city.chofu.lg.jp/ 市役所代表:電話042-481-7111 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告)電話042-300-3131