【8】 市報ちょうふ 令和6(2024)年5月20日 No.1763 【9】 ●風水害に注意する季節がやってきます もしもの時の大雨に備えよう  これからの時期は、梅雨前線の影響や台風により非常に強い雨が降るなど、水害が起こりやすくなります。風水害は事前に予測することができます。発生に備えて事前にどう行動するか考えましょう。 ◎事前の備え 洪水・内水ハザードマップで確認しよう  ハザードマップは、避難場所などの防災関係施設の位置や、水害が発生した際に想定される浸水ランク(深さ)や浸水想定区域などを表示した地図です。  自宅や周辺が浸水する恐れが無いか確認しておきましょう。川から離れた場所でも浸水の恐れがある場所があります。マップは、市ホームページで確認、ダウンロードができます。 配布場所/総合防災安全課(文化会館たづくり西館3階)、各図書館・地域福祉センター、市役所2階総合案内 ◇洪水ハザードマップとは  堤防が決壊して河川の水が溢れた際のリスクを示したマップ ◇内水ハザードマップとは  下水道などの排水施設の能力を超えた雨が降った時や、雨水の排水先の河川の水位が高くなった時に、浸水した際のリスクを示したマップ ◇浸水想定区域の浸水ランク(深さ)  河川の氾濫などによる、浸水で想定される浸水ランク(深さ)を示しています。風水害時に避難などの行動を考える目安になります。 (注)令和5年に浸水予想地域の表示は浸水想定区域に統一されました ◇避難所  主に市内の小・中学校を避難所として指定しています。風水害時と震災時で一部避難所が異なります。 風水害時の避難所一覧は市ホームページより参照 ◇避難所の開設・混雑状況がわかる避難所マップ(VACAN(ヴァカン))  スマートフォンやパソコンからアクセスして、マップ上で避難所の所在地や開設・混雑状況を確認できます。  市では、住所ごとに避難所を指定していません。避難先の検討に、活用してください。 ◎避難時の行動 洪水・内水ハザードマップをもとに避難方法を検討 ◇洪水・内水ハザードマップで自宅がある場所に色が塗られている。 ○避難場所を考えましょう  避難所の開設前に避難情報が発令されることがあります。日頃から複数の避難場所を検討しておきましょう。浸水ランクより高い建物に住んでいる場合は、在宅避難も検討しましょう 避難所へ避難/以下の「避難情報別の避難行動を確認しよう」を参考に避難行動を取ってください。避難時は、事前に用意した非常用持ち出し袋を持って避難所へ行きましょう 避難所以外への避難/浸水や土砂災害の恐れのない安全な場所にある親戚・友人宅、ホテルや旅館などへの避難も検討しましょう 在宅避難/自宅で安全が確保できる場合は、避難所に行く必要はありません。日頃から自宅で水や食料品などを備蓄し、道路の側溝や雨水ますの掃除をして備えましょう ◇洪水・内水ハザードマップで自宅がある場所に色が塗られていない。 在宅避難/自宅で安全が確保できる場合は、避難所に行く必要はありません。日頃から自宅で水や食料品などを備蓄し、道路の側溝や雨水ますの掃除をして備えましょう ◎避難情報別の避難行動を確認しよう  警戒レベルとは、災害発生の危険度と、とるべき避難行動を直感的に伝えるための情報です。また、避難情報は必ずしも順番に発令されるものではありません。最新の避難情報に基づき行動してください。 ◇気象庁が発令 避難情報/避難手段/取るべき避難行動 警戒レベル1(早期注意情報)/徒歩、公共交通機関、車/気象情報の確認、自身の避難行動を確認:テレビやラジオで気象情報をこまめに確認し、避難先や避難経路などを確認しておきましょう・避難に備えて、非常用持ち出し袋を準備しましょう・地域住民同士での声掛けにご協力ください 警戒レベル2(大雨・洪水等の注意報)/徒歩、公共交通機関、車/気象情報の確認、自身の避難行動を確認:テレビやラジオで気象情報をこまめに確認し、避難先や避難経路などを確認しておきましょう・避難に備えて、非常用持ち出し袋を準備しましょう・地域住民同士での声掛けにご協力ください ◇市が発令(防災・安全情報メールや防災行政無線などで、浸水が想定される地域に発令!) 警戒レベル3(高齢者等避難)/徒歩、車、公共交通機関(注)運休の場合あり/危険な場所から高齢者などは避難:高齢者などで避難に時間のかかる方は避難を開始してください・避難所開設状況は市LINE公式アカウントや防災・安全情報メールなどでお知らせするとともに、市ホームページ(VACAN(ヴァカン))でも確認できます ○車両避難はここまで 警戒レベル4(避難指示)/徒歩/危険な場所から全員避難:浸水が想定される危険な場所にいる方は、速やかに避難を開始してください ○これ以降、車両避難は危険です ○ここまでに安全な場所へ避難 警戒レベル5(緊急安全確保)/なし/命の危険、直ちに安全確保:身体の安全を確保するため、直ちに屋内の上層階など少しでも安全な場所へ避難しましょう ◇河川情報 自宅で水位を確認することができるので、増水時に河川の近くに行くのはやめましょう ○調布市防災河川情報ポータルサイト 市内の各河川の観測地点のリアルタイムの水位状況や、定点カメラでの様子を確認できます 問い合わせ/総合防災安全課電話481-7346 防災情報の収集方法などは次の面へ ●J:COM(地デジ11チャンネル)「テレビ広報ちょうふ」 〈5日号〉5日から19日 職員インタビュー、ミニコーナーなど 〈20日号〉20日から翌月4日 職員インタビュー、特集など 放送内容は調布市公式YouTubeでも配信中 ●調布FM83.8メガヘルツ市政情報番組「調布市ほっとインフォメーション」 月曜日から金曜日 午前9時15分から、午後1時30分から、4時から、9時から(各15分)/5時30分から(5分) 土曜日 午後5時30分から(5分) 日曜日 午後3時30分から(5分)(注)放送が休止・時間変更になる場合あり。インターネットでも聴取可。詳細は調布FMホームページ参照