【4】 市報ちょうふ 令和6(2024)年4月5日 No.1760 ●国史跡下布田遺跡の整備 問い合わせ/郷土博物館電話481-7656  貴重な縄文時代の遺産を次世代に継承するため、国史跡下布田遺跡の保存・活用・整備を進めています。令和6年度は、史跡の確実な保存とガイダンス施設の整備に向けて、遺跡体験ゾーン西側の整備工事と郷土博物館分室の解体工事、史跡中央部の発掘調査を行います。 国史跡下布田遺跡は、布田6丁目にある縄文時代の遺跡です。 (1)ガイダンスゾーン  縄文時代や下布田遺跡を学ぶための展示室や体験学習、ライブラリー機能を備えた施設を整備します。 (2)遺跡体験ゾーン  遺構の複製を展示し、歴史・体験学習の場とし、交流を深めるイベントの開催など、多目的に活用します。 (3)自然ふれあいゾーン  布田崖線の良好な樹林地として保全します。クリ、トチノキなどを植樹し、縄文の自然や生活を学び、自然に憩う空間として活用します。 ◎下布田遺跡史跡整備市民説明会  現在の整備設計と今後の整備事業内容などを説明します。 日時/(1)4月19日(金曜日)午後7時から8時(2)20日(土曜日)午前10時から11時 会場/文化会館たづくり(1)8階映像シアター(2)12階大会議場 定員/申し込み順80人 申し込み/4月8日(月曜日)から電話で郷土博物館電話481-7656 ◎令和6年度第1回下布田遺跡史跡整備市民ワークショップ 日時/4月21日(日曜日)午前10時から11時30分 会場/教育会館3階301研修室 内容/今後の活動・運営体制などを確認 定員/申し込み順10人(追加募集) 費用/無料 申し込み/電話で郷土博物館電話481-7656 ◎これまでの経過と今後の予定  国史跡下布田遺跡は、縄文文化から弥生文化へ移行する縄文時代晩期の重要遺跡として評価され、昭和62年5月に国史跡の指定を受けました。これまで学識経験者や近隣住民などで構成する検討委員会や市民ワークショップを開催し、保存活用計画や整備基本計画の策定、基本設計や実施設計の作成に取り組んできました。 ◇整備検討 平成30年度(保存活用計画策定)、令和元年度から令和2年度(整備基本計画策定)、令和3年度(測量・樹木調査実施)、令和4年度(基本設計作成)、令和5年度(実施設計作成)、令和6年度(工事実施) ◇検討会 平成30年度(保存活用計画策定委員会)、令和元年度から令和2年度(整備基本計画策定委員会)、令和3年度から令和6年度(保存活用整備検討委員会) ◇市民ワークショップ 令和2年度(整備基本計画検討)令和4年度から令和6年度(基本設計・活用検討、活用実践) ◇発掘調査 平成30年度から令和6年度(方形配石遺構調査、居住域確認調査、自然科学分析調査、居住域・土層確認調査、墓域確認調査、整備事前調査) ★紙面上では市外局番042の表記を省略しています ★講師や出演者の敬称を省略しています ★「全◯回」と表記している事業は全日程参加が原則です ★金額は税込です