と き 令和6年1月23日(火) ところ 西部公民館 第1学習室 令和6年調布市公民館運営審議会 第1回定例会速記録                              開会 午後1時57分 ○安部委員長  それでは、皆様、改めまして、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。年末には懇親会に参加していただきましてありがとうございます。ただいまから令和6年調布市公民館運営審議会第1回定例会を開催いたします。よろしくお願いいたします。  本日の傍聴はいかがでしょうか。 ○福澤西部公民館長  今、2名から3名いらっしゃいます。 ○安部委員長  では、入室をお願いいたします。      (傍聴者入室)  それでは、次に本日の委員の出欠状況につきまして、源後東部公民館長、報告をお願いいたします。 ○源後東部公民館長  澤田委員から欠席の連絡をいただいております。  以上でございます。 ○安部委員長  ありがとうございます。続いて、資料の確認を事務局からお願いいたします。 ○事務局  本日の資料を確認させていただきます。まずは、令和6年調布市公民館運営審議会第1回定例会日程です。次に、資料1、令和5年度使用状況報告(11月~12月分)です。資料2、令和5年度事業報告(11月~12月分)です。この資料は1か所訂正がございます。申し訳ございません。3ページ目をお願いします。上段から3つ目の項目、地域連携事業Ⅸ「桐朋生が教えるクリスマスダンス!」なのですけれども、左の項目で「全4回」となっておりますが、12月1日、12月8日、12月22日の全3回でございますので、「全3回」と訂正させていただきます。おわびして訂正いたします。続いて、資料3、第68回調布市民文化祭実施報告です。資料4、令和5年度第4回調布市社会教育委員の会議次第です。資料5、令和6年度調布市公民館事業計画(素案)です。資料6、令和6年度調布市公民館運営審議会開催日程(予定)です。  以上が事前に送付させていただいた資料です。  次に、本日、机上に配付させていただいた資料があります。赤丸がついているA4の用紙1枚です。こちらは資料1の令和5年度使用状況報告の1ページ目の訂正でございます。  以上です。おそろいでしょうか。 ○安部委員長  いかがでしょうか。おそろいでいらっしゃいますか。  それでは、議事に入ります前に、今回の「公民館だより」への記録について、稲留委員にお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。記録の内容については、委員会終了後に事務局から説明があると思いますので、お願いいたします。  それでは、日程第1、報告事項、(1)使用状況報告(令和5年11月~12月分)について、源後東部公民館長から説明をお願いいたします。 ○源後東部公民館長  それでは、御報告いたします。資料1をお願いいたします。  めくっていただきまして、2ページです。初めに、11月分を御報告いたします。2ページの下から4行目、公民館ごとの合計欄を御覧ください。東部公民館においては207単位、1,690人、西部公民館においては159単位、2,153人、北部公民館においては246単位、1,831人の使用がありました。3館合計で612単位、5,674人の使用でした。昨年の11月と比較いたしますと、37単位の増、29人の増となってございます。  続いて、12月分です。4ページをお願いいたします。同じく下から4行目です。公民館ごとの合計欄であります。東部公民館においては151単位、1,456人、西部公民館は114単位、1,237人、北部公民館は171単位、1,317人の使用がありました。3館合計で436単位、4,010人の使用でした。前年の12月と比較いたしますと、6単位の減、204人の増となっております。  なお、館によっては11月、12月の前年度と比較上、使用減になっておりますけれども、その理由は主に、前年使用した事業での使用がなかったこと、それから、前年だけ使用が必要になった有料の団体が、今年は使用がなかったことが要因になっております。  説明は以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。ただいまの報告につきまして、何か御質問等ございませんでしょうか。      (「なし」の声あり)  それでは、続きまして、(2)事業報告(令和5年11月~12月分)について、資料2について御報告をお願いいたします。源後東部公民館長。 ○源後東部公民館長  それでは、令和5年度11月、12月分の事業報告であります。資料2をお願いいたします。1ページをお開きください。初めに、東部公民館です。  成人教育、家庭料理教室、「新作ぞくぞく!ごちそうおせち」は、同様の内容で2回開催いたしました。まず、①12月6日は保育つきで実施をいたしました。メニューは記載しておりますとおり、雪被梅人参、べっこう寒天、山芋きんとんなど7品で、講師は料理研究家の牧弘美さんです。講師からは、「料理を楽しむこと、楽しいとおいしいものができるものですよ」と参加者に呼びかけておりました。  参加者からは、「先生のお人柄やバラエティーに富んだメニューがとてもすばらしかった」と好評でありました。  次の東部市民講座Ⅰ(全2回)です。「しめ縄・しめ飾りを知る・作る」は、しめ縄、しめ飾りの由来や意味を知り、自然の恵みである稲わらに触れながら日本の文化を楽しむことを目的に開催いたしました。講師は、武蔵野美術大学非常勤講師の棚橋早苗さんで、参加者からは、「単にしめ縄を作るのではなく、しめ縄の由来などを学んでからだったので、より興味が深くなりました。また、先生のお人柄も朗らかで明るく、とても楽しく受講できました」とございました。  次の調布市公民館3館合同事業は、人形劇「かえるくん・かえるくん」の上演です。対象は未就学児とその保護者で、人形劇上演により、子育て世代に公民館事業を広く周知するとともに、子どもの自発的な行動を受け止められるような視点を保護者が体験する目的で、3部構成で開催いたしました。1部、人形劇団「ひぽぽたあむ」代表者によるお話、人形劇を見るにあたって・子育てについて伝えたいこと、これは主に子どもの発想のすばらしさや、子どもを信じて見守る姿勢の大切さ、それから頑張り過ぎない子育てについて、保護者に向けた温かいメッセージがありました。2部、人形劇「かえるくん・かえるくん」の上演です。1本目は「かえるくんのとくべつな日」で、2本目が「かえるくんのあたらしいともだち」です。シンプルな片手使いの人形の世界は温かみがあり、子どもたちは人形と一緒になって楽しんでいました。3部、最後に舞台の裏側をのぞき見しながら、登場した人形を手に取って自由に動かし、親子で人形と触れ合いました。  参加者からは、「子どもの気づく力に対して、言葉でなく見守る大切さを忘れていたなと感じました」、それから「それぞれのキャラクターのせりふに温かみがあり、癒やされました」といった感想がありました。  次に、成人学級「調布トマトの会」です。こちらは5月から活動を始めた成人学級で、ごみ減量と健康のために、生ごみは捨てずに堆肥にして、おいしくて安全な野菜を育てましょうがテーマです。まず、7回目は、生ごみ堆肥化の課題(二次発酵の難易度の高さ)として、一次発酵は比較的容易にできますが、二次発酵に困難を感じる場合が多いのではないかについて、会員同士で話し合いました。8回目は、文化祭展示の振り返りを行いました。それから、一般向けの生ごみ堆肥化相談会を2回にわたり行いました。  次に、成人学級「ゆるりとここから」です。こちらも5月の活動開始に続き、6回目が「げっけいのはなし いのちのはなし」、7回目が公開講座「母たちが気になるイマドキの子の性事情~産婦人科外来に来る若者の現状より~」、8回目が「子どもたちの頭の中が、こんなことになっている!」、朗読と意見交換、それから保健室での体験談、アフターピルについてでした。6回目、8回目は絵本の朗読と全員での意見交換が主な内容で、7回目の公開講座は婦人科外来に来る若者の現状、産婦人科医の森下紗織さんのリモートによる講座と絵本「宿るいのち逝くいのち」の朗読と意見交換でした。  参加者からは、「話しにくいことを娘と話し合うことは大事なんだと気づかせてもらえた」「世界と日本の避妊の違いが知ることができた」「現場にいるドクターの話が1時間も聞くことができ、今どきの若者の臨場感もあり参考になった」という感想がありました。  2ページをお願いいたします。家庭教育、家庭教育講座Ⅱ(全2回)、「なんて伝える?おうち性教育」は、1回目が「思春期では遅い? 小学校にあがるまでに伝えたい3つのこと」。これは、性教育はライフスキル、人が幸せに生きるための健康教育であることと、3原則として肯定的に捉える、科学的に見る、多様性を受け入れるとした内容でありました。2回目が「困ったを解決!どんな言葉で伝える?答える?」で、日本は海外と比較上、性教育後進国であることを学んで、家庭での性教育の必要性を考えた内容でした。講師は、EdenAcademy主宰の村上まどかさんでした。  参加者からは、「受講後から子どもと性について話せるようになりました」や「自分が習ってこなかったので、目からうろこの内容ばかりで、生きていく上で、とても大事な教育だと思いました」など大変好評でした。  続いて、展示会、サークル展Ⅶは、東部公民館登録団体である「花の輪」の作品展で、絵手紙98展を展示しました。  展示を御覧になった方からは、「どの作品も心がほっこりするすてきな作品ばかりです」、また「絵に添えられている言葉がすてきです」と高評価でした。  サークル展Ⅷは、東部公民館活動団体であるゼンタングルの会作品展で「小さなクリスマス」と題した平面、立体、額装作品106点を展示しました。  展示を御覧になった方からは、「立体の風船のような作品がすばらしかった」とありました。  次に、市民文化祭、まずプレ文化祭についてです。文化祭に先駆けて開催し、ふだんのサークル活動を見学、体験していただき会員獲得につなげました。17団体が参加しました。「ひらめき!脳トレ!小学生が作ったクイズに挑戦」など、演目数21点、出演者数が187人、プレ文化祭期間の体験、観覧者数は58人でした。  次に、東部地域文化祭です。参加団体は30団体、観覧者数は発表部門が363人、展示部門が767人で、合計1,130人でした。今年は、より多くの方が参加できるよう催物を増やすなど工夫しました。オープニング行事は、東部児童館で桐朋女子中・高等学校音楽部合唱班に歌声を聞かせてもらいました。お抹茶席は久しぶりの実施で、楽しみにしてくださった方が多くお越しになってにぎわいました。  実行委員会は新たにチーム制を設け、広報チーム、会場装飾チームなど、また、自身の所属以外のサークルの方とも連携を取りながら、小学生から地域団体まで様々な方に協力をお願いし、入念に準備を進めました。  文化祭最終日の最後の催物をグランドフィナーレとし、客席の方も含めた全員で合唱して締めくくりました。  展示も新たな参加サークルがあり、展示、催物とも、昨年までとは違う活気を感じました。新しいやり方に慣れていない面もありましたが、お互いを知るよい機会になり、来年につながると実行委員長からありました。  次の東部地域文化祭第6回実行委員会を12月2日に開催し、実施報告、会計決算報告、アンケート結果などを報告し、今後の課題などを会議いたしました。これが最終となります。  3ページをお願いいたします。連携事業、地域連携事業Ⅶと次の地域連携事業Ⅷです。(シニア向け)「スマホのプチお悩み相談~中高生がわかる範囲でお助けします」です。桐朋女子中・高等学校ボランティアグループ「空」によるスマホ相談会です。  参加者からは、「楽しいし、ためになった」「講師の皆さん、豊富な知識で疑問に全て答えてくれた、すばらしい」と皆さん大変満足されていました。  次に、地域連携事業Ⅸ(全3回)、「桐朋生が教えるクリスマスダンス!」です。地域の小学生が桐朋女子中・高等学校ダンス部の高校2年生の皆さんの指導により、リズムの取り方や簡単なステップ、それから難しい振りつけまで、ダンスの基本をクリスマスソングに乗せて練習しました。3回目には覚えた振りつけで1曲を完成させました。  参加の小学生は欠席者なく、全員3回出席し、「ダンスは初めてだったが、とても楽しかった、またやりたい」と、みんな口をそろえて「楽しかった」と感想がありました。  団体支援です。次に、共催事業ですけれども、東部公民館登録団体である「日本史を学ぶ会」の講師による例会を公民館との共催事業として開催をいたしたものです。テーマは「大岡越前守(えちぜんのかみ)の人間関係」で、講師は徳川林政史研究所所長の深井雅海さんです。大岡越前は、テレビ時代劇でほとんどの方にとってなじみがありますけれども、将軍吉宗と謁見できるのは年に1回あるかないか。その時代の仕組みを詳しく解説していただきました。古文書である史料を読み解き、時間をかけて調査した内容の解説でした。  参加者からは、「旗本出身の大名はまれで、どのような人間関係にあったのか勉強になった」、それから「幕府内の複雑な仕組みの一端を知ることができた」「歴史に疎いので、勉強に参加したいとの思いで参加した」など、皆さん一様に「面白かった、勉強になった」とございました。  続いて、会議です。公民館運営審議会第6回定例会を11月21日に開催いたしました。また、終了後、「これからの公民館の在り方を考える」をテーマに、千葉大学名誉教授の長澤成次先生による研修会を行いました。  次の東部公民館利用団体連絡会役員会が12月2日に開催され、会報テーマ決めや3館合同会議についてなど、話し合われました。  最後に、広報につきまして、「東部公民館だより」11月号、12月号を各6,650部発行いたしました。  東部公民館は以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。続きまして、西部公民館、福澤館長。 ○福澤西部公民館長  続きまして、西部公民館です。4ページをお願いいたします。  初めに、成人教育です。コンサート、40周年記念コンサートとして、「西部公民館開館40周年 音楽講座スペシャルレクチャーコンサート~チェロに魅せられて」をグリーンホール小ホールで実施いたしました。開館40周年に当たり、日頃から公民館を利用している方をはじめ、市民への感謝を込めて例年実施している音楽講座の内容をバージョンアップして、解説つきでチェロをメインとしたレクチャーコンサートを実施しました。あわせて、ふだん利用していない方にも公民館を知っていただく機会とするため、会場をグリーンホール小ホールといたしました。  参加された方のアンケートを見ても、「解説とともに演奏を楽しめるレクチャーコンサートがすばらしい」という趣旨の感想が非常に多く寄せられました。  分かりやすくテンポのよい小澤由佳さんの解説とチェロの江口心一さん、ピアノの島田彩乃さんによるすばらしい演奏を生で聞くことができたこと、普通のコンサートでは見られない、歩きながらのチェロ演奏やエンドピンの有無での音の違いなど、レクチャーコンサートならではの演出もあり、参加者の満足度も非常に高いものになったと考えております。この事業は、来年度以降も例年の形に戻し、継続していきたいと考えております。  次に、体験教室Ⅲとして、「手作りを楽しむひととき モミの香りのクリスマスリース」を実施しました。クリスマスシーズンに向けて、フレッシュなモミを使用して、その香りを楽しみながら本格的なリース作りを行いました。実施時期がよいこともあり、多くの応募があり、定員を見直すことを検討しましたが、完成までの工程を考慮して当初の定員で実施することといたしました。  参加された方からは、「花材や飾りを豊富に用意していただき、とてもよい作品ができました」「木の香りで癒やされました」「自分で作れるとは思わなかったので感動しました」などの感想をいただきました。  次に、成人学級です。まず、「ウエストガーデンきらら」は、この期間に3回実施され、そのうち公開講座として⑨「クリスマスリース制作」を実施しました。生のモミを使用して、土台から作るリースの作り方を学習し、今後の学級の活動に生かせる内容としました。また、ドライフラワーなど、これまでに作った素材も使用して、花材を様々な方法で生かすことも学びました。  次に、「いのちの楽校」は、この期間に2回実施され、そのうち公開講座として⑦「災害から家族を守る知恵~煙体験もしよう」を地域文化祭の実施期間中に行いました。かつて台風19号の際に第三小学校へ避難した経験から、避難所での過ごし方や持ち物などについて、防災士の長田香さんを講師に迎え実施いたしました。さらに、火事のときの煙の体験ができる体験ハウスを調布消防署の協力を得て実施することができました。全体として、学級の目的である命に関わる学びができたと考えております。  次に、「まるふぉーと」ですが、この期間に3回実施し、そのうち公開講座として⑥「保護者と暮らせない子どもの生活~あなたも里親について知ってみませんか」を里親制度やその実態について学び理解を深めるため地域文化祭の実施期間中に行いました。  次に、家庭教育として、次の5ページにまたがり記載されております子育てセミナーです。今年度も、昨年度と同様に6月にスタートし、台風で中止になった会の内容も含め、11月までの全15回分が終了いたしました。コロナ禍の中で育児をしてきた母親たちが、地域の中で共に学びつながり合うことを目指し、先輩女性の話を基に話し合いながら、子どもを育てる目を育て、自分の生き方を見詰め直し、安心できる人間関係を築いてもらうことを目的に実施いたしました。「仲間と出会い、子どもと自分を育てよう」をテーマに例年行っていますが、今年もその意味を感じることのできる事業となりました。ほかのママさんと知り合いになりたい、子育てについて学びたいとの動機から参加され、また、前年ほどではありませんが、まだまだコロナ禍の影響を受けての妊娠だったため、妊婦同士が交流できる場や子育てのことを学べる機会が少なく、おなかの子が育つ喜びとともに寂しさと不安を抱えての妊婦生活だったと振り返る方もありました。  今回、参加者の方は、「参加してよかった」という声が全員から聞かれました。先輩女性の前向きな生き方に影響を受けたり、参加者同士の言葉や考え方、変化に刺激を受け、自分らしく生きていこうと言葉にしてくれた人もいました。教える、教えられるという関係を超えて、仲間の中で育つという実感を持ってもらえたのではないかと考えております。ただ、ここ数年、参加者の複数の方が早いタイミングで復職をされ、後半は出席できなくなる方が出ております。このことも1つの要因として考えられますが、自主サークル化には至りませんでしたが、公民館として、今後も地域の中でお母さんたちがつながっていけるようお互いの交流を支援してまいります。  また、保育については4人の保育者が丁寧に保育をしてくれたことで、最初は泣き叫んで全く何もできなかったお子さんが、そのうち泣くことも少なくなり、おやつも食べられるようになったなど、最後には楽しく通える姿を見ることができました。そのお母さんも、子どもの成長を見ることができたと喜んでいたのが印象に残りました。  毎回テーマが違い、同じ時期のお子さんを持つお母さんと子ども抜きで話ができる、講師のお話ももちろんですが、それについて参加者の皆さんがお話しされる悩みや体験談を共有できるなど、連続講座ならではの環境で、参加者さんたちの成長やつながりが今年も感じられました。今後、家庭教育講座などはもとより、長い目で、子育てを終えた時期に再び公民館に戻ってきてくれることを期待しています。  今後は、実施期間や内容などを再検討が必要な時期に来ていることを考えながらも、仲間と出会い、子どもと自分を育てることを目的に実施し続けていこうと考えてまいります。  次に、展示会です。ロビー展として、開館40周年リレー展示を行いました。リレー展示⑪として調布市の郷土博物館共催事業「中川平一作品展~西部地域の風景を中心に」を実施しました。市に寄贈をいただき、現在、郷土博物館に所蔵している中川平一さんの作品を中心に32点の作品を展示しました。調布で主に西部地区を中心に懐かしい風景や変わり行く姿などを描いた作品の展示となり、開館40周年にぴったりの作品展となりました。  次に、市民文化祭です。西部地域文化祭は、観覧者総数としては1,979人で前年度の1,680人との比較では299人、約18%の増との結果でした。内容は前回報告申し上げたとおりですが、西部地域文化祭は「開館40周年!文化でつなごう笑顔の輪」をテーマに実施いたしました。今回は文化祭中も開館40周年を記念した事業として、記念セレモニーや記念展示、後ほど御説明いたしますが、初代館長のトークイベントなどを実施いたしました。  体験事業では、15の体験がサークルさんを中心に展開され、サークルへの新規加入につながるなど、にぎわいを見ることができました。  くつろぎコンサートは、合唱や演奏、和太鼓などのサークル9団体によるにぎやかな楽しいコンサートとなりました。  展示では、ロビーと第2学習室を展示スペースとしましたが、昨年より展示数を抑えて、見やすい展示を心がけることを念頭に、各サークルで展示方法などを工夫いたしました。  また、地域との連携を深めるため、昨年同様、地域のコーナーを配置し、地域にある包括支援センターや明大明治などの学校などの紹介をすることができました。  玄関展示や階段アートは、近隣の保育園、中学校から元気な作品がそれぞれ展示されました。  文化祭は、サークル活動の発表とその成果の地域への還元の場であるとともに、ふだん公民館にお越しになられない地域の方々との交流の場でもあると考えております。  今後も地域の集いの場である文化祭を通じて、地域の輪を広げ、世代の交流とともに次の世代にもつなげていければと考えております。  次に、地域文化祭実行委員会トークイベントとして、開館40周年トークイベント「初代館長 山花郁子さんと語る 西部公民館のこれまでとこれから」を実施しました。西部公民館の歴史が分かるお話で、40年前のエピソードを交え、館長時代の熱い思いが伝わるお話を伺うことができました。あわせて、当時活躍していた方や関係者なども複数おいでになり、たくさんのお話を聞くことができ、興味深い内容となりました。  お話しされた中で印象に残った言葉として、動かなければ出会えない、語らなければ広がらない、聞かなければ深まらないは、公民館で活動する際の大事なワードとして多くの人に記憶されたのではないかと思っております。  参加者からは、「西部公民館の歴史を学ぶことがき、有意義だった。そして感動しました」「当時の様子を聞いて、市民が主体になっていろんなことに活発に取り組んでいたことに驚きました」などの感想をいただきました。  次に、西部地域文化祭実行委員会では、第5回目の実行委員会として、地域文化祭の報告や感想などについて話し合い、次年度の役員について確認をいたしました。  次に、団体支援です。サークル体験Ⅵとして料理サークル「クッキングママ」が「秋のイタリアンランチ」を、次のサークル体験Ⅶとして、同じく料理サークル「おやじの厨房」が「今夜のおつまみは?」をそれぞれテーマに、文化祭期間中にサークル体験教室を実施しました。  なお、一部、調理の様子を映像で公開いたしました。  料理が初めての方に料理体験をしてもらい、料理の面白さを味わっていただくとともに、新規会員の加入を視野に実施した結果、一方のサークルから新規入会者があったとの報告がありました。  6ページをお願いいたします。サークル体験Ⅷとして、登録団体の「短歌スケッチ」が「心の風景を短歌で描いてみませんか『短歌スケッチ』体験教室」を実施しました。当日の参加者は5名で、入会希望はありませんでしたが、優劣を争わない歌会を知ってもらい、内容としては有意義だったと考えております。  次に、サークル体験Ⅸとして、登録団体の「手編みサークルRAM」が「かぎ針で編む 冬のリバーシブルニット帽『手編みサークルRAM』体験教室」を2回実施しました。暖かな手編みのニット帽を作ることにより、手編みの楽しさを知ってもらうとともに、新規会員の獲得につなげることを目的に実施いたしました。参加者は2回合計で14名となり、新規会員になった方が1名いらっしゃいました。  最後に、広報です。「西部公民館だより」11月号と12月号、ともに6,200部を発行いたしました。  西部公民館は以上です。 ○安部委員長  ありがとうございました。それでは、小野北部公民館長、お願いいたします。 ○小野北部公民館長  続きまして、北部公民館です。7ページをお願いします。  初めに、青少年教育です。親子工作教室Ⅱの「親子で作るガラスの冬のオーナメント」です。インフルエンザにより2組4人の当日キャンセルがありました。親子で各自1個ずつ、丸形ガラスプレートに好きな色ガラスを組み合わせ、ガラス用ボンドで貼り付け、絵を描くように自由に好きなデザインの壁かけプレートを制作しました。作品は11月25日から12月1日まで1階展示ギャラリーで展示いたしました。  制作しているときや完成した作品を見たとき、参加者のほとんどの方が喜んでいて、講師から「作品がとてもよい仕上がりで、また実施したい」という声がありました。  続いて、子ども科学教室Ⅲの「おっと音の実験だ~エコーマイクとおどるヘビ君をつくろう~」です。今回の子ども科学教室では、小学生が音について学びました。音は、空気や水、机、箱などいろいろなものを振るわせて起こるものだということをクイズ形式で学び、後半は音の実験工作をしました。初めに、紙コップが空気で揺れることで、モールの蛇が紙コップの上で、くるくる踊り出すおどるヘビ君を持ってきました。――音の振動で少し動きました。続きまして、クリアファイル2つを筒状にした中に2つのプラスチックのコップをばねでつなぎ、ばねが震えることで声にエコーがつくエコーマイクを作りました。  続いて、成人教育です。歴史講座Ⅱ「『徳川家康』徹底解読」です。家康は母親が神のお告げがある不思議な夢を見た12か月後に生まれ、神の子、武神の生まれ変わりと言われて、人質生活を送り苦労人で忍耐強いというイメージがありますが、こういった話は家康が死亡した後の江戸時代につくられ、今の時代にも影響を与えております。実際は人質時代に今川氏の支援で松平宗家の地位を確立し、英才教育を受け、今川一族の待遇で過ごし、生活も恵まれていました。  また、関ヶ原の戦いは天下分け目の戦いと言われておりますが、豊臣家のための戦いで、どちらが勝っても豊臣体制のままでした。家康は秀頼の器量を確認し危機感を持ちますが、討伐するか否かを15年間迷い、ようやく決意しています。このように、家康は人質時代に苦労したが、天下を統一する実力を蓄えて豊臣家滅亡を計画的に慎重に実行し、江戸に巨大都市を建設した先見性のある武将という勝った側の立場の家康の人物像が400年以上たった今の日本史の歴史観にも大きな影響を与えております。しかし、新しい史料を検証すると、家康の実像は、恩義のある今川家を裏切り信長に乗り換え、小牧長久手の戦いで秀吉に負け、秀頼対策で試行錯誤して、秀頼討伐に迷って、こうしたことを長寿でカバーした人であるとのお話でした。  続いて、成人学級「サステナブルを学ぶ会」です。文化祭の振り返りと今後の活動計画を話し合い、環境問題をテーマにした映画作品を鑑賞しました。  次の成人学級は「Multicultural Study Group」です。11月3日の地域文化祭では、NHKドラマ「やさしい猫」にクマさん役で出演したスリランカ人のオミラさんをゲストに招いて、スリランカと日本の多文化共生について学ぶ公開講座を実施しました。12月3日のフィールドワークでは、立川防災館で地震体験、南極・北極科学館で地球温暖化について学びました。  続いて、8ページをお願いします。続いて、家庭教育です。家庭教育コンサート「0歳からパパママいっしょに音あそび~ピアノ・マリンバ・読み聞かせ~」です。5人のゼロ歳児から7歳までの子ども14人と母親8人、父親7人の合計29人が参加し、ほとんどの方が公民館事業に初めて参加した人でした。会場は、子どもが自由に動き回れるようにござを一面に敷き、ピアノを弾く様子が見られるようにトイピアノを中央に置きました。また、マリンバの演奏体験、手遊び、マリンバのBGMつき読み聞かせは、情操教育となりました。講師自身の子育て体験談で子育て支援センターすこやかの相談窓口を利用したときのエピソードの紹介や、育児不安やストレスへの対処法の話がありました。クリスマスメドレーでは、大人もゆっくり音楽を味わえる編曲にしました。  続いて、展示会です。11月24日から「親子工作教室『親子で作るガラスの冬のオーナメント』受講生作品展」を開催いたしました。  次は、「北の杜冬のほくほく展~陶芸、折り紙、絵画、絵本~」です。北部公民館で活動している団体などが共同で、12月や冬にちなんだ各種作品と個人所蔵の絵本を展示しました。年末の慌ただしい時期に、ほっと一息安らぐ空間を楽しんでもらうために企画いたしました。  続いて、市民文化祭です。今年度の北部地域文化祭の参加団体は37団体で、昨年の31団体から6団体増えました。参加団体の内訳を見ますと、発表部門は演目数133点で前回の59点から74点の56%増、出演者数は220人で前回の93人から127人、137%増となりました。展示部門については、作品の出展数は636点で前回の604点から32点、約5%の増になります。出展者は200人で前回の225人から25人、約11%の減となります。観覧者数は発表部門と展示部門の延べ人数1,435人で、昨年の1,221人と比較して214人、約15%の増となりました。  続いて、北部地域文化祭実行委員会と役員会です。11月25日に開催され、実行委員会参加の24団体が1団体1分ずつ文化祭の報告や反省などを発表しました。  続いて、9ページをお願いします。団体支援です。共催事業Ⅳとして、北部公民館登録団体の認定を目指して活動している「よみきかせサークル」のメンバーが、北の杜冬のほくほく展の展示イベントに合わせて、冬の絵本の「よみきかせ会」を実施いたしました。  次の会議では、北部公民館利用団体連絡会役員会で、北部地域文化祭の総括や1月19日に開催した北部公民館利用団体連絡会主催事業の音楽フェス実施に向けた打合せを行いました。  最後に、広報につきましては、「北の杜通信」11月号、12月号を各月5,500部発行し、主催事業等を広報いたしました。  北部公民館からは以上になります。 ○安部委員長  ありがとうございました。ただいまの11月、12月分の事業報告につきまして、何か御質問等ございませんでしょうか。御意見、御感想でも大丈夫です。八田副委員長。 ○八田副委員長  それでは、東部公民館の1ページです。おせちの関係なのか、料理教室があって、一番初めのごちそうおせちの中で、8人参加ということでありますけれども、男性、女性で考えると、男性の参加はあったのですか。なかなかハードルが高いから男性の参加は少ない感じですか。 ○源後東部公民館長  1人、問合せはあったけれども、結局女性で終わってしまったかなというところですが。 ○八田副委員長  いろいろな機会ですから、いろいろな方が参加できるような工夫があるといいなと思いつつ質問しました。  西部公民館の男性のおつまみ作りは、残念ながら3人の参加だったりということもあり、より多くの方が参加できるような工夫をしていくといいと思いますので、よろしくお願いします。  あと、3館合同事業として「かえるくん・かえるくん」という人形劇、これ、応募が非常に多かったようですから、大変すばらしいことではありましたけれども、残念ながら当日12人ぐらいお越しになれなかったということもあり、より多くの方にエントリーしてもらって、かつ還元できるように工夫していけるといいなと思いますので、今後ともよろしくお願いします。  以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。ほかにございませんか。清水委員。 ○清水委員  今の「かえるくん・かえるくん」のところからのつながりで、関連で質問させていただきたいのです。大変多くの親子に参加をしていただいたのだけれども、残念ながら倍率が4.5倍ぐらいの抽せんで、かなり漏れてしまった人が多いわけなのですが、八田委員がおっしゃったように、どうにかこれを改善できるような取組につなげてほしいと私も思いました。  この催しについては、未就学児と保護者と先ほど御説明の中で伺ったのですけれども、なかなか未就学児と保護者が一堂に会するイベントは、ほかの市の取組の中でもかなり珍しいもの、貴重な機会だと思います。ほかにも西部公民館で子育てセミナーをやられたりとか、北部公民館で「0歳からパパママいっしょに音あそび」とか、親だけのセミナーもあるかもしれませんけれども、未就学児と親を対象にしているものかなと。  こういった年齢層の子どもを持つ御家庭に、私は個人的に、何か防災のエッセンスをぜひ講座の中に取り入れてほしいと思っております。現在では地域のつながりの希薄化ですとか、自治会の加入も減少傾向にある。ところが、人口が増加していて子どもの数は増えているわけですよね。その中で、市としては防災教育の日というのを小学校、中学校で制定しています。ですので、子どもが就学してしまえば、防災の意識を獲得する機会が義務教育の中であるわけなのですけれども、未就学児を持つ御家庭というカテゴリーの中で、防災意識向上という取組は、いろいろなところにちりばめないとなかなか難しいと思うのです。  市の防災の部門では、昨年から総合防災訓練と合わせて防災フェアというのを開催し始めました。この秋で2回目だったのです。そこには警察とか消防とかの車両が来て、そういたしますと、未就学児で大変にぎわうわけなのですけれども、そこに意識向上が新たに加えられたというように、私は市の取組を評価しているのですが、ぜひ公民館でも未就学児と保護者というイベントにおいて、ぜひ防災の啓発に代わるようなものを加えていただきたいと要望させていただきたいと思います。もし何かあればお願いします。 ○安部委員長  小野館長。 ○小野北部公民館長  北部公民館では、昨年3月、3.11に合わせまして防災フェスを実施しまして、そのときは238人が参加し、文化祭以外の1日のイベントとしては最も多くの方が来て、その中に未就学児の親も多く参加し、いろいろな防災体験をしました。  今年度につきましても、上ノ原まちづくりの会と一緒に3月10日、防災フェアを実施し、消防署の方や消防団の方に協力いただきながら防災に関する事業を実施する予定になっておりますので、そこに未就学児が来られるような感じで、スタンプラリー実施など、いろいろと検討させていただきたいと思います。 ○清水委員  先ほども、特に北部の「0歳からパパママいっしょに音あそび」というところの御説明では、公民館を利用するきっかけとなっているということで、これももちろん評価をさせていただきたいのですけれども、公民館を利用するきっかけと合わせて、そのような意識向上の取組を加えていただけると、もっといい事業になるのかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○安部委員長  御要望としてよろしくお願いいたします。ほかに。栗原委員。 ○栗原委員  感想なのですけれども、東部市民講座Ⅰ「しめ縄・しめ飾りを知る・作る」は、地味な講座だと思うのですが、正月、私は毎年、元旦に自宅周辺を散歩するのです。そうすると、しめ飾り、このうちはあるなとか当然目に入ってくるのだけれども、年々確実に減っているのです。昔は国旗などを掲揚しているうちもあったのです。今は全くないのですよね。日常生活の中で、日本の伝統とか文化が徐々に確実に減っているという実感があるので、こういう地味な講座は公民館以外でやらないと思うのです。こういう講座はもうからないし。学校とか家庭でも、あまり日本の伝統とかを教えないような風潮はありますので、こういう地味であるけれども、伝統文化の継承という意味で、四季折々にこういうのを取り混ぜてやっていただきたいと思います。 ○安部委員長  ありますか。石井委員。 ○石井委員  確認なのですけれども、定員に対して申込みの人数が多いところが何件かあるのですが、こういうのはどうやって選ぶのですか。抽せんか何かで選ぶのですか。いかがですか。 ○安部委員長  最初に人形劇ですかね。 ○源後東部公民館長  これは抽せんです。想定はしていたところですが、これだけ多くなるとは3館でもなかなか想定していなかったのですが、申込みは先着ではなくて、メールで申込みをという形で、組数なので何人という形だったのですが、実際は115人という人数では設定をしておいて、歩留り分があるだろうというところもあったのですが、残念ながら、先ほどありましたように当日キャンセルが。前日まではキャンセル待ちを大分抱えていましたので、来られる方はという形で連絡をしていたのですが、結果的に定員から少なくなった分については、当日のキャンセルという感じです。それ以外は、講座とか事業によりますけれども、くじ引を厳正に職員でやらせてもらったりとかという形で抽せんをしております。 ○石井委員  先ほどメールでやり取りみたいなのがありましたけれども、この場合はみんなメールでやり取りを。 ○源後東部公民館長  メールです。 ○石井委員  では、メールがあまりできない人は、これはできないということですか。 ○源後東部公民館長  対象が未就学児とその親ということなので、スマホがない方はほぼいらっしゃらないだろうという形です。 ○安部委員長  ほかも大体抽せんということでよろしいですか。 ○小野北部公民館長  講座の参加者を募集するときに、人気が出そうな講座は、最初から多数抽せんという形で募集させていただいていまして、申し込み人数が少ないことが想定される講座については申込順にしています。 ○安部委員長  石井委員、よろしいですか。 ○石井委員  分かりました。 ○安部委員長  稲留委員。 ○稲留委員  質問ではないのですが、若干感想というか、さっきの徳川家康の話なのです。私は、小牧長久手の戦は家康側が勝ちで、秀吉側は持久戦だったのですけれども、負けて、どちらかというとそっちから和議していったというような感じで、いろいろな書物で。書物といっても、学術書というか、小説とかそういうのが多かったのですけれども、さっきの話ですと、どうも家康のほうがやられてしまったみたいな話だったので、そういう説もかなり有力な説であるわけですか。 ○小野北部公民館長  先生は最新の史料とかを見ながらで、あの戦いがどちらが勝ったというと、最終的にどっちが勝ったという形でお話をしていたかなと。 ○稲留委員  最終的にはどちらが勝ったとも言い難い感じではなかったですか。 ○小野北部公民館長  戦自体は、家康のほうが優勢だった、最終的には秀吉が天下をとったので、そういった解説をしたと思っています。 ○稲留委員  戦のほうではそうだったけれども、戦略的な戦いで見れば、秀吉のほうにやや分があったということですかね。ありがとうございました。 ○安部委員長  ほかにございませんでしょうか。――ちょっと私1点、西部の地域文化祭で開館40周年のトークイベントをされて、山花さんが来られて、本当に記憶力もすごい方で驚いてしまうのですけれども、初代の館長からのそういうお話が聞ける機会は本当によかったので、これは何か記録を取っていらっしゃったのでしたっけ。それをもし40周年の記録紙のほうに反映できるといいかなと思って、そのようにもおっしゃっていたので、ぜひそうして。はい。 ○福澤西部公民館長  委員長、まずは御出席いただきましてありがとうございました。山花さんについては、90歳を過ぎていらっしゃいますけれども、非常に活発で、明朗で、すごくパワフルで、今でもそのときの公民館の活動を思わせる方でした。講演会の内容は、当然記録は取っておりまして、そちらのほうを今テープ起こし等していまして、全てではない場合もありますが、最低でも要約したものを40周年の記録紙に掲載しようということで準備をしております。これは、記録を残すためにも、そうさせていただきたいと思っております。  以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。とても貴重なイベントだったと思うので、ぜひ記録として残していただければと思います。ありがとうございました。  ほかにございませんでしょうか。なければ、今日は事業計画等もございますので、質疑等を打ち切らせていただきまして、次に行ってよろしいでしょうか。      (「なし」の声あり)  それでは、(3)令和5年度市民文化祭について、東部公民館長。 ○源後東部公民館長  それでは、第68回調布市民文化祭実施報告について御説明申し上げます。資料3をお願いいたします。  まず、1ページです。第68回文化祭テーマは「誰もが笑顔 ここから広がる文化の輪」でございました。  文化祭期間は令和5年10月12日から11月12日で、開会式は10月12日、調布市文化会館たづくり、くすのきホールで式典とアトラクションが行われたものです。  2ページから6ページまでが、参加者の集計結果となってございます。6ページの最下段を御覧ください。参加者総数は2万7,850人で、右側にございます括弧が昨年の数字となってございます。  8ページは、文化祭運営費の決算が掲載されている内容です。  9ページ以降は、参加団体の反省、感想、それから次年度の検討及び要望事項等が記載されている内容でございますので、後に御覧いただければと思います。  17ページです。来年、第69回の文化祭日程が記載されているというような内容になっております。  説明は以上になります。 ○安部委員長  ありがとうございました。ただいまの説明について何か御質問等ございますでしょうか。粕谷委員。 ○粕谷委員  文化協会からこちらに出席させていただいております。文化祭の際には、3公民館をはじめ、各委員の皆様にも、たづくりや各公民館にお運びいただきまして誠にありがとうございました。  開会式の後のフェスタというのがありまして、調布の市役所前庭で前夜祭的なものになるのですけれども、こういうものをやっていますという御紹介も含めて開催させていただいたのですが、2日目、雨が降ってしまって、ちょっと足が遠のいてしまい、むらさきホールを急遽お借りして、アマチュア無線とか皆さん、諸団体に入っていただいたのですが、そこで少し参加人数が減少しているということがございました。  ただ、やはり今年は市民参加も昨年に比べて少しずつ増えていまして、数的には減少なのですが、結局その前に市民参加として入った方が各団体に、例えば絵画なら絵画、書道なら書道で、私もやってみたいわで、今度は運営のほうに入ったとか、形を変えてお入りになっていまして、ここで1つ輪が広がったので、またここから市民参加を増やしていこうということが発生しております。本当に皆様には御協力いただきましてありがとうございました。また引き続き来年もよろしくお願いいたします。 ○安部委員長  ありがとうございました。ほかにございませんでしょうか。      (「なし」の声あり)  なければ、次の(4)社会教育委員の会議の報告について、源後館長、お願いいたします。 ○源後東部公民館長  それでは、資料4をお願いいたします。調布市社会教育委員の会議についての御報告です。こちらの議事録については、市のホームページに掲載されておりますので、詳細はこちらも御確認いただければと思います。それでは、主なものについて御説明を申し上げます。  令和5年度第4回調布市社会教育委員の会議でございます。令和5年11月14日火曜日、午後1時30分から教育会館3階301研修室で行われました。  議題の(1)報告事項としては、アからキの7項目であります。主なものといたしましては、アの令和5年度第65回全国社会教育研究大会宮崎大会について、ウの令和5年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会ブロック研修会についての報告、このほか先日行われました、カ、令和6年調布市二十歳のつどいについてなどがございました。  (2)情報共有事項といたしましては、公運審第5回の定例会について。  (3)協議事項としては、東京都市町村社会教育委員連絡協議会の交流大会について、調布で行った内容ですけれども、これがございました。  最後に、社会教育委員の会議の次回日程という形で記載をしてあるとおりでございます。  説明は以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。ただいまの報告につきまして、何か御質問等ございませんでしょうか。大丈夫ですか。      (「なし」の声あり)  続きまして、日程第2、協議事項、(1)令和6年度調布市公民館事業計画(素案)について、東部公民館長から順次説明をお願いいたします。 ○源後東部公民館長  資料5になります。令和6年度調布市公民館事業計画(素案)についてであります。これは例年、この1月の公運審で御協議をいただいている内容です。その後に3月の教育委員会定例会でお諮りいたしまして、了承を得た後に正式決定という運びになってまいります。  それでは、東部公民館から御説明いたします。1ページをお願いいたします。  市民の生活環境が時代とともに変化し、学習に対する市民ニーズは多様化、複雑化する中、地域に根差した公民館として、地域住民の生涯学習や集会の場を提供し、持続可能な地域づくりを学習面から支援してまいります。また、市民の学習の成果が生活課題や地域課題の解決に生かされる事業展開などを推進してまいります。  公民館主催事業の学習テーマの設定に当たっては、教育プラン及び社会教育計画を踏まえ、青少年教育、高齢者教育、家庭教育、成人教育、国際理解教育の5つの学習分野を主軸とするとともに、市の基本計画に掲げる関連諸施策を推進する観点を重視してまいります。  1の青少年事業につきましては、青少年が安心して楽しく学べる学校以外の学習環境の中で、テーマ性と連続性を持たせた東部ジュニア教室を実施し、同じ学習テーマを連続して学ぶことで、興味関心を共有できる異年齢の仲間づくりを支援してまいります。  2の高齢者事業につきましては、高齢者が抱える不安の解消や知っておきたい制度を学ぶ高齢者対象講座や、参加者同士の交流を意識したシルバー教室を実施し、高齢者の健康づくりや生きがいづくりを支援してまいります。  3の家庭教育事業につきましては、家庭が円満になる方策や子育ての悩みの解消や軽減など、実際生活に即した学習テーマの家庭教育講座を実施し、参加者の仲間づくりや共同学習、相互学習の活性化を支援してまいります。  4の成人教育では、市の施策の推進を学習面からサポートする企画、地域資源を活用した企画、地域課題や生活課題を題材にした企画、関係機関・団体等と連携、協働による企画を実施します。そのほかの企画については、公民館の利用が少ない層の参加と利用促進につなげることを狙いに実施いたします。  5の国際理解教育では、常に変化する国際社会や多様な文化への理解を深める講座を実施し、国際交流と多文化共生の地域づくりを促進します。  このほか、登録団体や利用団体の学習活動の発表の場、学習活動を通じた地域交流の場として東部地域文化祭を実施し、地域の学び合いの輪を広げてまいります。  なお、令和7年度に東部公民館は開館50周年を迎えます。令和6年度は、その前年度として開館50周年に向けた事業の検討と準備をしてまいります。  また、昨年11月に外部エレベーターが供用開始となり、利用市民に喜ばれております。  なお、具体事業の詳細につきましては、2ページから5ページを御覧いただきますようお願いいたします。  東部公民館は以上です。 ○安部委員長  事業計画の中はいいのですね。 ○源後東部公民館長  御覧いただければと思いますので、よろしくお願いします。 ○安部委員長  それでは、西部公民館、福澤館長。 ○福澤西部公民館長  続いて、6ページをお願いいたします。  6ページ中段、2段落目辺りになりますが、西部公民館では、持続可能な地域コミュニティーの拠点として、公民館活動を推進するため、市民講座、地域文化祭など参加型の事業を、そしてサークル活動の支援を展開していきます。令和6年度にあっては、教育プランなどに示された方針、地域の要望や課題を踏まえた事業を実施してまいります。  また、今年度に開館40周年を迎えたことを契機に、地域の再発見、再確認など地域を意識し、さらなる地域との連携に取り組んでまいります。  施設面では、利用者に安全で快適な学習環境を提供するため、トイレをはじめとした給排水衛生設備等の改修及び学習室の床の張り替えを実施しました。今後も施設の老朽化に対応した市の設備計画に合わせ、改修や修繕を進めてまいります。  中段、下のほうになりますが、主な事業についてです。  まず、1、家庭教育事業については、子育て中の若い世代が地域や子育てについて幅広く学ぶとともに、参加者同士の交流も視野に入れた子育て支援事業を開催します。中でも中心的事業となる子育てセミナーは、今後も参加者同士のつながりを大切にしてまいります。  次に、2として、青少年教育事業については、障害やハンディを持つ子どもを含め、子どもたちが健全に楽しく安心して学べる事業の展開を図ります。  次に、3として、成人教育事業につきまして、福祉、環境、歴史、経済、平和、防災などにおける様々な分野で現代社会や地域の出来事に関連する講演会、講座などを実施します。  次に、4として、高齢者教育事業については、高齢世代の生活に密着した健康、福祉、生きがいなどの課題に対応する事業を展開します。  また、5として、国際理解教育事業については、常に変化する国際社会について、異国の生活、文化や歴史などに目を向け、理解を進めるとともに、交流を深めるための事業を実施いたします。  最後に、6として、公民館登録団体の独自性、自主性を尊重し、各サークル活動の育成と支援に併せて、学習成果の発表、還元とともに、地域交流の推進を目的に実施する地域文化祭を一層充実、発展させていきます。  個々の事業内容等につきましては、7ページから9ページに記載のとおりでございます。御確認をお願いいたします。  西部公民館からは以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。小野北部公民館長、お願いします。 ○小野北部公民館長  続きまして、北部公民館の事業計画(素案)につきまして御説明させていただきます。  10ページをお願いいたします。北部公民館の立地する地区は、上ノ原まちづくりの会や健全育成推進上ノ原地区委員会、上ノ原地区子ども会連絡会など、様々な団体が活発に活動しております。こうした地域で活動している団体と連携を図りながら、地域の抱える課題解決に向けた事業展開をしてまいります。  また、近年では、人と人とのつながりの希薄化、孤立する人の増加など地域環境が変化し、困難な立場にある方の課題が顕在化、深刻化し、地域コミュニティーづくりに果たす公民館の役割が重要になっております。  令和6年度においては、教育プランや社会教育計画を踏まえ、学びを通じた「人づくり・つながりづくり・地域づくり」を実現するため、地域住民の相互学習、交流拠点として地域に根差した公民館事業を展開いたします。  具体的には、1、青少年教育について、子どもたちが様々な体験を通して楽しく遊び、仲間づくりに役立つような子ども陶芸教室、天体望遠鏡をつくり宇宙を観測する子ども科学教室などを実施いたします。  2の成人教育では、豊かで文化的な人生を送るための成人教育事業として、NHKの今年の大河ドラマの源氏物語に関する芸術鑑賞講座などを実施いたします。  3、高齢者教育では、高齢者がますます健康を増進するロコモ体操や楽しく和やかに学べる事業などを実施します。  4、家庭教育では、子育て中の若い世代が親子の触れ合いを図りながら安心して子育てができるよう、0歳から幼児を対象にした親子ふれあい教室などの事業を実施いたします。  5、国際理解教育では、世界の国々に焦点を当て、その歴史や現状を学び、世界を考え、多文化交流・共生に関する事業を実施いたします。  6、平和事業では、平和を守り、継続していくことの大切さなど、市民と共に平和について考える東京大空襲の手作り紙芝居と戦争体験を聞く事業などを実施いたします。  7、地域文化祭について、利用団体の日頃の学習や成果発表の場であり、地域住民との交流の場である北部地域文化祭をより一層充実させ、地域のつながりづくりや地域コミュニティーの活性化を図ります。  8、地域連携事業では、地域活動団体や関係機関と連携し、地域課題や生活課題を題材にした事業などを実施いたします。  個別の事業内容の詳細については、11ページから13ページにかけて記載がございますので、後ほど御覧いただきますようお願いいたします。  北部公民館からは以上でございます。 ○安部委員長  ありがとうございました。ただいまの事業計画(素案)につきまして、御質問ございますか。大槻委員。 ○大槻副委員長  質問といいますか、こちらからの意見として共通していきたいというのは、まず東部、西部、北部、全部そうなのですけれども、東部のほうも簡単に単刀直入に行きますが、公民館の利用が少ない層の参加と利用促進につながる企画を実施するというような形、西部さんは、さらなる地域との連携に取り組む、そして北部さんに関しましては、地域に根差した公民館活動を繰り広げると。要は、この辺を共通させれば、少しでも利用者数、そして集まるみんなを増やす、団体にしてもそうですね。ということは基本的に考えていっていただきたい、年度の始まりに対してそのように意見させていただきます。  これは付け加えになるのですけれども、東部さんのほうが開館50周年という形になると思います。50周年というのは、節目の年というのは、いろいろな団体で全て共通的にあるものがありますので、やはりそれなりのちゃんとした広げ方といいますか、その辺、やり方はまだこれから考えることですが、でも、そのような形で進めたほうがいいと思います。  以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。ほかに。今、御意見をいただいておりますけれども、御質問等ございませんでしょうか。また御意見も結構なのですけれども。八田委員。 ○八田副委員長  今、大槻委員からありました内容、3館で見ると、それぞれ目指す方向もあるのだけれども、全体で考えたときに、11月に長澤先生に御講演をいただいたときの御助言もあったりしますから、それらを含めて今後の公民館のあるべき姿をにじませていくといいのではないかというのが1点。それは今後に向けたということです。それぞれの館の特徴もあるので、それをブラッシュアップしていくということになると思いますけれども、公民館として、こう目指していこうというのを、ぜひ1つのターゲットを絞って書き込んでいくと、よりいいのかなと思いますので、その辺、参考にしていただければと思います。  個別の事業の内容ではありませんけれども、特に高齢者をターゲットにする記述の中で、西部さんだけ「概ね65歳以上」と書いていて、それ以外は「概ね60歳以上」という表現なのです。どっちがいいのかというのはありますけれども、より広い方々に参加をいただくという点で考えると、文言を統一化して「概ね60歳以上」とするのか、その辺も後に御検討いただければいいのかなと。  最後に、保育の事業が西部さんは5事業の予定であり、東部さんと北部さんは8事業と9事業という内容で、少しばらつきもあったりするのかもしれませんので、その辺ぜひ、より参加しやすい環境を用意していますということを表現していくといいなと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。ほかにございませんか。石井委員。 ○石井委員  昨年度、募集して実際に当選しなかったという方、成人教育の部門で、そういうのが各公民館で結構あるみたいなのですけれども、できるだけそういうのはがっかりさせないような、うまく今までの定員をもう少し増やせるとか、長い間やっているのでしょうから、ここは結構人気がありそうだというようなところをもう少し工夫して、みんなたくさんの人が参加できるような仕組みをちょっと考えていただきたいです。  以上です。 ○安部委員長  清水委員。 ○清水委員  今の関連で1点お聞きしたいのですけれども、申込みに関して、デジタル化というところはどんな状況とか、今後の見通しというか。例えば、先ほど未就学児を持つ御家庭は、ほとんどの方がスマホを持っているということであれば、やはりスマホから申し込めれば、もっと想定を超える申込みが来てしまう可能性はありますけれども、利便性というところで捉えますと、そのような申込方法も必要なのではないかと考えるものですが、御見解をもしよろしければ。 ○源後東部公民館長  委員おっしゃるとおり、もう既にスマホからのメールでの申込みは、この事業も含めてやっています。高齢者のところでスマホでやれといってもちょっと無理がありますので、事業の内容によって、そういう使い分けは既にしているところです。  先ほどの「かえるくん・かえるくん」は、ほとんどの人といいますか、九十何%と言っていたから、皆さんスマホでやり取りをしている内容のものについては、既にそういうのを導入というような形で、事業についてはやっているというのが現状になっています。  以上です。 ○清水委員  インターネットを介して申し込む方法も、もっと簡単にしようと思えば、もっと簡単にできる手法もあると思うのです。分からないけれども、例えばメールで申し込むわけですか。ボタン1個でとか、はい、いいえとか、そのようなオンラインを活用して、もっと簡単に申し込める仕組みはあるはずなのです。なので、その辺りももっと利便が高くなれるような形で、どうせネットを介してこれからも申込みをやられるということであれば、対象はいろいろあるかもしれませんけれども、御高齢の方々には難しいという部分はあるかもしれませんが、将来的に見据えますと、ほとんどの方がスマホを使う世の中になるというのは多分間違いないのではないかと思っていますので、何十年を見通したときに、申込み方法が簡便化されるというのは、民間でも恐らく当然のことかと思いますので、御検討いただければと思います。  以上です。 ○安部委員長  ほかにございませんか。石井委員。 ○石井委員  私の体験ですけれども、今、東部公民館で朗読の講座に申し込んでやっているわけです。この朗読の講座は、往復はがきで申し込んで当たったのですけれども、もし私がメールか何かで申し込むのであれば、多分申し込まなかったと思うのです。往復はがきだから申し込んだのです。だから、人によっていろいろでしょうけれども、どうもインターネットとかそういうものに拒絶反応みたいなのがある人もたくさん、私もそうなのですが、その辺がありますから、何でもかんでもメールでというのではなくて、講座の内容によってお願いしたいのです。  以上です。 ○安部委員長  ほかにございませんか。稲留委員。 ○稲留委員  さっき60歳、65歳という議論がありましたけれども、多分60歳の人は自分が高齢者だとは思っていないと思います。今、働き盛りでという感じで。70半ばぐらい過ぎると高齢者かなと思うでしょうけれども、今の話ではないですが、やはり高齢者の方々、うちの家内もそうだけれども、ネットにはなかなか触りたがらないという感じがあります。私たちの同期ぐらいになると、メールアドレスを持っていない人も結構いますから、そういう意味では、事業の内容によって若手世代なのか中高年なのか、本当に高齢なのか、分けてやり方を考えたらいいのではないかと思います。 ○安部委員長  清水委員。 ○清水委員  私も全肯定をしているわけではなく、例えばもっと簡便に申込みができた場合に、先ほど当日キャンセルが12名か何かあったという御報告があったのですけれども、当日までボタン1つで申し込めれば、その12名も多分入ってこられるはずなのです。だから、そういうメリットも一方ではあると私は捉えているのです。ですので申し上げたところで、決して全ての年代にということではなく、将来的なものを考えながら、今は往復はがきでお申込みになる方もいらっしゃいますしということで、御理解いただければと思います。すみません。 ○安部委員長  ほかにいいですか。八田委員。 ○八田副委員長  私も使い分けだと思いますから、入力フォームで簡便に取れるものもあるでしょうし、また、ターゲットとなる方々が、紙ベースのほうが望ましい姿もあると思いますので、それはケース・バイ・ケースでおやりになるといいでしょうと。  当日キャンセルのケースは、その場にならないとなかなか分からなかったりするのかもしれませんが、事前申込みで、あらかじめ追加、繰上げ当選をしたりというのを簡便にさばくには、インターネット系でやり取りすると伝達も非常に早かったりしますので、それらも今後検討課題なのかなと思いますので、ぜひ検討しながらやっていくといいなと思いますので、よろしくお願いします。 ○安部委員長  ほかにございませんか。――では、私、いいですか。  毎年、3館合同の平和事業がありますけれども、それはやはり今年もされていくのですよね。コンサートとかやっていましたよね。平和の事業。そこら辺のところ、やっていただければいいかなと。3館合同の平和事業をやっていらっしゃいましたよね。 ○福澤西部公民館長  ちなみに、西部公民館では平和事業でコンサート等々やっております。 ○安部委員長  やはり平和の事業、最近は割と少なくなってきているので、もしできれば3館合同というのもやっていただければと思います。さっき人形劇があって、それもいいなと思ったのですけれども、合同の事業も1つは打ち出してもらってもいいかなと思います。 ○源後東部公民館長  平和の事業については、3館おのおので、6年度の予定という形では挙げさせていただいておりますけれども、3館合同は、事業について前年度から調整して、もう決まっているのです。だから、その次のところから、そういったものを3館にするのか否かというのも含めて検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○安部委員長  それと、館によって違うのですけれども、市民企画の講座というのもまた考えていただければと思います。私、要望だけです。  それと、北部などでも地域の方々と一緒にされていると思うのですけれども、それも地域企画だと思うので、そういう地域の方々と一緒に企画ができるような講座というか、ちょっと幅を持たせた講座というか、企画運営をしていただければありがたいと思います。確かに何事業について、幾らぐらいの何講座をやるとかというのは各館、もう大体決められていらっしゃるとは思うのですけれども、その辺のところの幅を持たせて、例えば市民の人が、今この話題が欲しいからといったときに飛び込みで入れるような、そういうものがあるといいかなと思います。  それと、東部などでも桐朋の方々と連携した講座とかも地域文化祭前後にされているのですけれども、若い方たちが公民館を利用するに当たって、今、普通の市民の方々は10人以上ではないですか。登録団体。 ○八田副委員長  基準が。 ○安部委員長  基準がね。例えば、若い人たちが、そのときだけでもいいから5人以上とか、そういうあれというのは規約を改定しないと駄目なのかな。若い人たちが東部公民館を利用しやすい方法も今後考えていって、せっかく東部公民館などで桐朋の方々が来て教えてくださるのはいいのですけれども、彼らが地域の中で活動できるようなことがあるといいかなと思いました。  西部にしたって、北部にしても、それぞれ地域文化祭では交流もあるのですけれども、それだけではなくて、こういうのをやりたいとかという若者たちを応援できるような講座があるといいかなというのと、夜間講座、以前ありましたけれども、そういうものもまた企画を考えていただければ、地域の方々、いろいろな世代に公民館を知ってもらえるのかなと思いますので、それは要望ですが、いろいろ述べさせていただきました。はい。 ○石井委員  今回の文化祭で、東部公民館に子どもたちが来てクイズ、なぞなぞをつくったり、あるいは合唱したりやっていましたけれども、必ず先生がついてきていましたよね。だから、多分、子どもたちだけでできないのではないかなと思うのです。顧問の先生みたいなのが必ず来ていました。 ○安部委員長  それもそうなのですけれども、ほかの公民館というか、地域の公民館として子どもたちができるというところもあるので、北部などは学校が近くにあるわけですから、中学生が利用できるような方法とか、そこら辺も今後必要ではないかと思っています。意見です。  ほかにございませんでしょうか。清水委員。 ○清水委員  1点お尋ねしたいのですけれども、先ほど委員長のおっしゃった平和事業を3館でそれぞれやられると。日程がかぶっていたりとかはしないのですか。例えば、日程が合うようであれば、スタンプラリーみたいな形で、合同事業とまではいかないまでも、そういう取組などもできるのではないかとお聞きしていて思ったのです。日程まで分からないですか。 ○源後東部公民館長  まだ日程までは決めていないところなので、そういうのが合うようでしたら検討させていただきます。 ○安部委員長  ほかに御意見、御要望とか。今、事業計画のほうで反映できるので。日頃、考えていらっしゃることとか、活動されていて、こういうのがあるといいなというのがあればぜひ。八田委員。 ○八田副委員長  前にもお伝えしたかもしれませんが、せっかくいろいろな講座を打っておられるので、そこに参加できない方が結構いたりしますから、動画配信だとか、ぜひ工夫をできるといいと思っています。タブレットなりで録画機能もあったりするので、動画だとか画像だとかの配信で、こちらに足を運べない方々にも届けられるような公民館をぜひ工夫できるといいと思いますので、検討いただければありがたいと思います。 ○安部委員長  そこのところはできそうかな。稲留委員、ありますか。 ○稲留委員  いいアイデアだと思うのですけれども、今の公民館の方々をぱっと思い浮かべた場合に、こんなことを言っては失礼だけれども、ネットでいろいろな画像を処理して、それで配信してという手間なり技能が備わっているかどうかと考えます。 ○八田副委員長  いただきましたとおり、編集をしたりということはなかなか難しいと思います。例えば、冒頭、講師の先生が、今日はこういうテーマでやります、よろしくお願いしますというくだりだけでも画像で撮って、記録は記録でどこかに格納されたりすると思いますので、無理のない形でできればいいだろうと思います。  記録写真というのは別に撮れなくはないことだと思いますから、その講座、講演がどんな雰囲気のものだったのかというのは、せめて配信できるような形だといいと思います。パワーポイントでも何でもいいと思うのですけれども、ぜひ工夫が。手間、御苦労をかけたいとは全く思っていませんので、よろしくお願いします。 ○安部委員長  ほかにございませんでしょうか。大槻委員。 ○大槻副委員長  今のに付け足させていただきます。これも一言で終わります。  ほかにも各諸団体、調布にあるのですけれども、今出た意見等で、会議から始まり事業までというように促進している会は多々あります。これはただ単なる情報と思っておいてください。 ○安部委員長  ほかにございませんでしょうか。      (「なし」の声あり)  皆様、御意見等、出尽くしたようですけれども、協議事項としてはこれはよろしいでしょうか。      (「異議なし」の声あり)  では、日程第3、その他に入らせていただきます。令和6年度調布市公民館運営審議会開催日程(予定)につきまして、源後東部公民館長から説明をお願いいたします。 ○源後東部公民館長  では、資料6をお願いいたします。令和6年度調布市公民館運営審議会開催日程(予定)でございます。  第2回から令和7年第1回までの令和6年度の日程になります。開催日と時間、会場につきましては記載のとおりで、こちらは例年のとおり火曜日という形で予定をしている内容、それと会場については輪番という形で回してございますので、御確認をよろしくお願いしたいと思います。  それから、これまでと同様、開催前には資料を送付して御案内をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○安部委員長  ありがとうございます。報告についての御質問等ございますでしょうか。      (「なし」の声あり)  なければ、次回の定例会開催日程について、源後東部公民館長、お願いいたします。 ○源後東部公民館長  次回の日程ということで、大分飛びますけれども、令和6年4月23日火曜日に令和6年調布市公民館運営審議会第2回定例会ということで、北部公民館で開催いたします。今、申し上げたとおり、詳細につきまして事前にということで、追って通知をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  以上であります。 ○安部委員長  ありがとうございます。それでは、最後にその他ですが、何かありますでしょうか。      (「なし」の声あり)  なければ全ての日程が終了いたしましたので、これにて令和6年調布市公民館運営審議会第1回定例会を閉会いたします。御協力、どうもありがとうございました。                              閉会 午後3時41分