印刷
ページ番号:3715
掲載開始日:2022年5月10日更新日:2022年5月10日
ここから本文です。
(5月10日発表)武者小路実篤記念館 春の特別展「人間萬歳」
(注)このコンテンツは、報道機関向けに提供した情報を掲載しています。最新の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
実篤と狂言
小説家としてだけでなく劇作家としても知られる武者小路実篤。「人間萬歳(狂言)は脚本形式の作品として大正11(1922)年に雑誌「中央公論」に掲載されました。以降、令和に至るまで様々な演出で上演されています。地球に誕生した人間を眺める神と天使たちを描いた喜劇を、実篤は「自分以外の人間にはあんな出鱈目なものはかけないと思う」と言いました。作品の背景や演劇への広がりなど様々な切り口で作品を紹介し、実篤の文学世界を読み解きます。
開催概要
会期
令和4年4月29日(祝日・金曜日)から6月5日(日曜日)まで
本展の見どころ
- 実篤自身が一番好きな作品
実篤は「僕の書いたものの内で、何が一番自分では好きかと聞かれる時がある。その時一番始めに自分の頭に浮かぶのは人間万歳である」と言葉を残します。 - 発表から100年を迎えます
作品発表後、大正14(1925)年から令和元(2019)年まで数々の劇団で舞台化された「人間萬歳」。舞台装置図や上演時の舞台写真、プログラムなど関連資料を多数出品します。
主な展示資料
文芸座公演「人間萬歳」舞台写真(1925年、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館蔵)
文芸座公演「人間萬歳」プログラム(1925年)
伊藤熹朔「人間萬歳」舞台装置図(1956年、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館蔵)
展示解説
- 解説
清水 想史(展覧会担当学芸員) - 日時
5月28日(土曜日)・6月3日(金曜日) 午後1時30分から45分間程度
(注)参加費・申込不要、直接会場へ。
問い合わせ先
一般財団法人調布市武者小路実篤記念館
郵便番号182-0003 東京都調布市若葉町1-8-30
電話 03-3326-0648
ファクス 03-3326-1330