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掲載開始日:2022年9月2日更新日:2022年9月2日
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(9月1日発表)武者小路実篤記念館 秋季展「作家の筆跡」 所蔵原稿名品展
(注)このコンテンツは、報道機関向けに提供した情報を掲載しています。最新の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
文学を本人の筆跡で楽しむ
当館が所蔵する500点近い原稿資料。本や雑誌に載せられた作品とは違い、残された作家の筆跡、推敲の跡からは、執筆時の悩みがありありと伝わってきます。本展覧会では実篤の代表作と言われる作品の原稿をはじめ、当館が所蔵する実篤以外の作家や画家の原稿も展示します。使われた用紙や、作家本人・編集者からの書込み、作家ごとの字の違いなど、原稿ならではの魅力をお楽しみください。
会期
令和4年9月3日(土曜日)から10月10日(月曜日・祝日)
主な展示資料
- 「真理先生」原稿 昭和24(1949)年
- 「愛用の机」紙本墨画 昭和44(1969)年
- 「愛と死」原稿 昭和14(1939)年
- 原稿を書く実篤 昭和30年代
本展の見どころ
- 実篤のベストセラー「愛と死」「真理先生」を原稿で読む
実篤は数多くの原稿を残しています。中でも、「真理先生」や1940年の第2回菊池寛賞を受賞し、映画化やテレビドラマ化も果たしている「愛と死」など、今なお読み継がれる実篤文学の原稿を紹介します。訂正部分や校正の跡など、自筆原稿ならではの魅力に迫ります。 - 実篤以外の「作家の筆跡」も紹介
本展では、当館所蔵の実篤以外の「作家の筆跡」もご紹介します。実篤に加えて夏目漱石や島崎藤村、幸田露伴の直筆資料が貼り交ぜられた屏風をはじめ、正岡子規、佐藤春夫、小林一茶などの短冊作品も展示。万年筆と原稿用紙だけでない、様々な筆跡をお楽しみください。
展示解説
清水 想史(展覧会担当学芸員)
- 日時
9月16日(金曜日)、10月1日(土曜日) 午後1時30分から45分間程度 - 参加費・申し込み
不要 時間までに展示室へお集まりください。
問い合わせ
一般財団法人調布市武者小路実篤記念館
郵便番号 182-0003 東京都調布市若葉町1-8-30
電話 03-3326-0648
ファクス 03-3326-1330
調布市武者小路実篤記念館ホームページ(外部リンク)