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掲載開始日:2015年12月5日更新日:2015年12月5日
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平成27年度上半期の財政状況
平成27年度上半期の財政状況をお知らせします
平成27年度一般会計当初予算は849億7,000万円でスタートしました。
時点修正した基本計画の初年度として、計画に位置付けた4つの重点プロジェクト「強いまち」、「安心して住み続けられるまち」、「利便性が高く快適で豊かなまち」、「うるおいのあるまち」をはじめ、各種施策の着実な推進を図るとともに、市民の安全・安心の確保と市民生活支援に継続的に取り組んでいます。
今回公表する平成27年度上半期の財政状況では、当初予算に、9月開催の第3回市議会定例会で議決された補正予算と前年度からの繰越事業費を追加した予算現額907億3,538万円の状況をお知らせするものです。
歳入の収入済額は、455億3,240万円で予算現額に対し50.2%の収入率になっています。このうち主要な財源である市税収入は、258億5,748万円で歳入の56.8%を占めています。
一方、歳出の支出済額は301億3,458万円で予算現額に対し33.2%の執行率となっています。
このほか、主な基本計画事業費、特別会計の執行状況などは各表の通りです。
今後の財政見通しでは、景気は回復基調にあるものの、地域経済や市政への波及効果はなお不透明な状況です。一方、歳出では、引き続き増加する社会保障関係経費のほか、保育園の待機児童対策や、既存公共施設の維持・保全、中心市街地の整備など、さまざまな財政需要が見込まれます。
これらの状況を踏まえ、市独自の財政規律ガイドラインに基づき、歳入歳出両面での不断の見直し・改革・改善に取り組んでいきますので、市民の皆さんのご理解・ご協力をお願いします。
一般会計の執行状況
一般会計とは、市税をはじめとして、国・都からの補助金や市債を財源に、各種市民サービスの提供、都市基盤の整備などを行う会計です。
予算現額 907億3,538万円
(注)予算現額とは当初予算に補正予算による増減と前年度からの繰越事業費を加えたものです。
(注)歳入・歳出の各項目は、四捨五入処理し、万円単位で表記しているため、千円単位で表記されている額と%数値が一致しない場合があります。
歳入
歳入 | 収入済額 | 構成比(%) |
---|---|---|
市税(市民税・固定資産税など) | 258億5,748万円 | 56.8% |
繰越金 |
59億2,795万円 |
13.0% |
国庫支出金(国からの補助金・負担金など) | 52億5,252万円 | 11.5% |
地方消費税交付金 | 29億5,062万円 | 6.5% |
都支出金(都からの補助金・負担金など) | 23億100万円 | 5.1% |
使用料及び手数料 | 7億9,139万円 | 1.7% |
その他(繰入金1.7%、分担金・負担金1.6%、 諸収入0.5%など) |
24億5,145万円 | 5.4% |
合計 | 455億3,240万円 | 100.0% |
予算現額に対する収入率 50.2%
歳出
歳出 | 支出済額 | 構成比(%) |
---|---|---|
民生費 |
150億5,542万円 |
50.0% |
教育費 | 37億3,473万円 | 12.4% |
総務費 | 35億3,147万円 | 11.7% |
土木費 | 27億5,378万円 | 9.1% |
衛生費 | 21億2,802万円 | 7.1% |
消防費 | 12億3,987万円 | 4.1% |
公債費 | 10億4,996万円 | 3.5% |
その他(議会費0.9%、商工費0.6%など) |
6億4,132万円 | 2.1% |
合計 |
301億3,458万円 |
100.0% |
予算現額に対する執行率 33.2%
市民1人当たりの市税負担状況
平成27年9月30日現在の市税調定額(431億5,328万円余)を、同日現在の人口22万6,291人で割ると一人当たりの市税負担額は、19万698円になります。この市税負担額に、支出済額の目的別の割合をかけると、何にいくら活用されているかが分かります。
目的別 | 内容 | 市税負担額 |
---|---|---|
議会費 | 市議会の運営 | 1,782円 |
総務費 | 市役所の運営・文化コミュニティの振興など | 2万2,348円 |
民生費 | 子どもから高齢者までの福祉関係 | 9万5,274円 |
衛生費 | 市民の健康管理・ごみ処理など | 1万3,467円 |
労働費 | 市内の勤労者互助会・労働振興など | 231円 |
農業費 | 市内農業の育成・市民農園の運営など | 267円 |
商工費 | 市内商工業の振興や花火大会などの観光 | 1,778円 |
土木費 | 道路や公園の整備・市街地再開発など都市基盤の整備 | 1万7,427円 |
消防費 | 市内の地域防災対策など | 7,846円 |
教育費 | 小・中学校などの教育関係・スポーツなどの社会教育関係 | 2万3,634円 |
公債費 | 公共施設の建設など多額の支出をするために借り入れた資金の返済 | 6,644円 |
主な基本計画事業費
市の基本構想「みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布」の実現に向けた基本計画の事業です。
内訳については以下のとおりです。(事業費・支出済額)
総務費
- 芸術・文化事業の実施 10億3,237万円・5億1,618万円
- 安全・安心パトロールの実施 3,858万円・1,604万円
民生費
- 乳幼児・義務教育就学児医療費助成 7億7,281万円・3億9,928万円
- 学童クラブの運営 8億856万円・3億5,053万円
- 地域包括支援センターの充実 2億9,485万円・1億4,722万円
- 障害者グループホームの整備 1億8,398万円・7,637万円
衛生費
- ごみの適正排出・適正処理の推進 8億6,324万円・4億1,890万円
- がん検診の充実 5億3,691万円・1億6,179万円
商工費
- 商店街活性化の推進 4,484万円・822万円
土木費
- 都市計画道路の整備 13億4,674万円・6,322万円
- 駅前広場の整備 16億5,955万円・8,944万円
- 人と環境にやさしい道路の整備 1億4,497万円・2,803万円
消防費
- 防災備蓄品の確保・充実 6,056万円・1,947万円
教育費
- 小・中学校施設の整備 22億8,950万円・億5,967万円・
- 少人数学習指導の推進 5,075万円・1,904万円
特別会計の執行状況
特別会計とは、特定の事業を行うため、または特定の収入をもってその支出に充てるために設けられる会計のことです。
会計名 |
予算現額 |
収入済額 |
収入率 |
支出済額 |
執行率 |
---|---|---|---|---|---|
国民健康保険事業 |
246億1,802万円 |
87億9,408万円 |
35.7 |
101億9,118万円 |
41.4 |
用地 |
3億2,006万円 |
3,611万円 |
11.3 |
3,321万円 |
10.4 |
下水道事業 |
35億5,326万円 |
11億6,884万円 |
32.9 |
8億9,368万円 |
25.2 |
介護保険事業 |
141億7,513万円 |
53億6,670万円 |
37.9 |
57億2,953万円 |
40.4 |
後期高齢者医療 |
47億5,033万円 |
10億7,851万円 |
22.7 |
15億2,197万円 |
32.0 |
合計 |
474億1,679万円 |
164億4,425万円 |
34.7 |
183億6,958万円 |
38.7 |
(注)収入済額を超過する支出済額(不足額)は、一般会計などの資金を一時運用しています。
市有財産の状況
- 土地 794,061.95平方メートル
- 建物 362,694.84平方メートル
- 基金 139億3,294万円
- 車両 135台
- 有価証券 3億9,597万円
- 出資による権利 8億8,379万円